「おはよ〜」
大「○○おはよー!」
駿「お姉さん、大丈夫やった?」
「あー、、うん!」
そういえば昨日朝入ってたの、何書いてあったんだろ、
「…ぇ」
“もうすぐ迎えに行くよ”
丈「んー?○○どうしたー?」
「な、何でもない!!」
「ちょっと、マネのとこ行ってくるね」
マネ「どうしました?」
「新しく来たファンレター、どこある?」
マネ「んーと、もうボックスに入ってると思うよ」
「ありがと」
「…入ってる」
白の中に目立つ黒。
開けて読んでみると。
“もうすぐ僕のもの。”
そう書かれたメモ用紙と、写真。
ステージに上がってる私。考えたくなかった。でも、これは、関係者しか撮れない。
つまり、この手紙を書いているのは、、
震える手で黒色の束を手に取る。
中には、“何で他の男と親しくしてるの?” “早くそっちに行けるようにするから待ってて”とか。
ス「あ、○○さん」
ビクッ
ス「すみません、驚かせちゃいました、?」
「いえ、」
体が硬直してるのが分かる。足が動かない。
ス「これ、さっき落としてました」
そう言って差し出されたハンカチ。
「あっ、すみません、ありがとうございます」
「はぁ、、驚きすぎだよ私、、w」
こういう時に限ってスタッフさんとよくすれ違う。
?「○○さん、今日も可愛いよな」
??「分かる〜。マネージャーなりてーなー」
そういう声が聞こえて、怖くて、早足でみんなのいる部屋に。
和「あっ、○○帰ってきた〜」
謙「おかえり〜!」
みんなの顔を見て安心して、泣き崩れてしまった。
『○○!?』
大「どした?!」
「1人にしないでっ、」
流「何かあった?」
「怖、いっ、」
『よしよし、大丈夫やから。』
「ごめん、」
丈「何があった?」
「…ホラー映像見た」
大「怖かったの。」
「怖かった。」
和「大丈夫!今、朝やから!お化けも出ぇへんよ〜」
大「えー、w ○○は、ホラー映像を見て怖がってて、w 恋人繋ぎしてますが、気にしないでください!w」
流「ラブラブ〜!」
謙「ヒューヒュー!」
『うるさ、w』
「ごめん、」
『や、悪いのはコイツらやからw』
何とかYouTube撮影が終わって。
謙「帰ろー!」
『○○も帰ろ』
「…うん、」
駿「大丈夫よ、俺らおるから」
「ありがと、」
数日後
『やっぱおかしい』
駿「よな。」
流「夜だけならまだ分かるよ?でも朝も昼も、怖いって、、」
和「それにさ、最近、部屋入ったら呼吸がヤバいんよ。」
丈「確かに。廊下歩いただけやのに、運動後みたいな呼吸になっとるよな」
大「お化けやなくて、他に何かあるんやないんかな」
和「謙杜と○○帰ってきたら聞いてみる?」
丈「やな」
📞𓂃 𓈒𓏸
『電話、』
📞『え?…分かった、』
『ちょっと、行ってきます』
丈「はーい」
大「いやぁ、それにしても、着いてきてってお願いされるの、可愛ええけど、流石にトイレは困ったなw」
和「な。w 恭平と丈くん適任なのに嫌がるしw」
丈「だって、いっつもトイレの前おったら変態のイメージつくやんw」
謙「ん、入れる?」
流「あ、おかえ、、○○?」
駿「どしたん」
謙「いや、さっきさ、」
💭
「あ、ついでにトイレ行こっかな。」
謙「待っとく」
「ありがと」
そう言って、トイレ入ったんですけど、すぐに呼ばれて。
「けん、謙、杜、」
謙「どした?」
ガチャ
「もう、、」
それだけ言って倒れた。
~ ~
恭平Side
大「もう、、何やろ」
○○が目を開けた。
『○○、大丈夫?』
「ん、、恭平、?」
「あれ、」
『おろすよ。』
「ごめん、ありがと、」
謙「なぁ何があったん」
「…お家帰りたいっ、」
そう言って泣き出す○○。幸いにも撮影は終わり。
丈「帰ろっか」
「あとっ、あのトイレ、っ、使用禁止って、伝えて、っ、」
泣きじゃくりながらそう言う○○。
俺らも何でそんなこと言うんか分からんかったけど、言われた通りにスタッフさんに、そう伝え、シェアハウスに。
「…おかしなファンレターが届いてるの」
そう言って机の上に出された、黒色の封筒の束。
和「中見てええん?」
「うん。」
酷い内容だった。俺宛てやないけど、それでも吐き気がする。
丈「これ、、初めてもらったん、?」
「うん」
大「これ、、ストーカーやん、、」
謙「っ、!待って!?これ、!」
そう言って謙杜が皆んなに見せた写真。
シェアハウスに入ろうとしている○○。
駿「これも、」
山田くんと○○が病院から出てくる写真。
流「これ、、まさか、」
大「なに?見して?」
りゅうちぇの持ってた写真を見ると、ライブのリハの時に撮られたであろう写真。
『これ、撮れるの、って、、』
大「…おかしいよな。これ、どう見たって本人に渡したらあかんやつやし、普通なら、チェックのときに通らんと思う。」
丈「でも、○○のところに届いとる、」
和「つまり、、スタッフさんの誰かが、?」
「だよね」
丈「..この他は?何もされてない?」
「…さっき。」
謙「トイレ?」
『っ、まさか、!』
「カメラ、見つけたの」
大「は、?」
「あと、この前、着替え室にも、、」
和「それ、どうしたん、」
「気付かないふりして、布被せた」
流「心当たりとか、、」
「ないよ」
丈「分かった。この話は俺らで一旦預かるから、○○はとりあえず寝てきな。クマすごいで」
「…ソファで寝る」
和「寝たわ」
大「なぁ、○○は混乱しとって気づかんかったかもやけど、おかしくない?」
流「何が?」
大「だって、これ。矛盾してるやろ」
駿「…あ、」
大「そう。これ、北海道で撮られたやつ。それで東京でまた撮られとる。」
『スタッフで○○と一緒に東京帰った人、、』
大「おらんはずよ」
謙「てことは、、複数人、、」
大「だと思うんやけど」
流「確かにな」
和「誰がこんなこと、、」
駿「まさか、マネ、、」
『や、それはないやろ。マネさんならこんな内容書かんと思うし。』
大「賢人もちゃうやろうし、、」
丈「○○に好意がある人なんていっぱいおるし、、」
大「とりあえず○○は1人にさせん。賢人に相談、でええかな」
丈「ええと思う。」
☀️*゚
ギャルマネ「全然気づかなかった、」
マネ「僕もです、、」
ギャルマネ「分かった。とりあえず○○は1人で行動しないこと。」
「はい、」
マネ「あと、昨日あのトイレ見たんですけど、カメラ、無かったです」
『回収されたんですかね、』
ギャルマネ「だろうな」
マネ「スタッフ全員調べますね」
ギャルマネ「あぁ。」
ギャルマネ「高橋!!!」
『うおっ、びっくりした、、』
ギャルマネ「よかった、」
「どうしたの?」
ギャルマネ「いや、、これ、、」
『“あんまり○○さんに近付くな”』
「“ただじゃおかない、”」
大「うわ、顔塗り潰されとる、」
「恭平、」
『俺は大丈夫。』
ギャルマネ「何かあったらすぐ言って。」
『ほーい』
「ごめんなさい、」
『何で○○が謝るん?○○のせいちゃうやん』
「そうかも、だけど、、」
『まぁカッコよすぎるからさ。嫉妬されてるんよ。』
「、w」
『笑うとこちゃうんやけど?w』
「ありがとう、」
マネ「1人になるな、とは言っても、1人仕事もあるもんなぁ、、」
「うん、」
マネ「とりあえず離れないでね」
「分かった」
マネ「何かあったらすぐに周りに言うこと。」
🏠
大「大丈夫やった?」
「うん!」
和「よかった、、」
☀️*゚
マネ「今日は生放送ですね、」
丈「何も起こらないとええけど、」
ギャルマネ「今日こんなのが来てちゃ、、なぁ、、」
“僕のものになるよね。必ず。”
「大丈夫。本番に集中しよ」
…声震えながら言っても、説得力ないか、w
大「そうよな!」
流「せっかく○○の大好きも聞けるんやもんな!」
謙「今日はカメラに向かって?」
「うん!」
丈「あとはAlphaやな」
和「頑張ろ〜!」
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