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⚠️びーえる⚠️
モブに危ない目に合わされる晴君と助けに来てくれる高坂君。
――――――――――――
目が覚める。頭がくらくらする。此処は何処だ。
「 起きたか、早瀬君 」
「 誰だ。此処は何処だ。 」
「 おぉ、そう睨まないでくれよう。 」
へらへらと笑いながら何人か仲間を呼ぶ。
「 目的は何だ。 」
見た所この服から、この前戦った敵軍のどこかの部隊だろうか。
「 おいあれ持ってこい。 」
「 どうぞ。 」
等と、話している。持ってきたのはバットだろうか。何だ、仕返しか…
「 今から何をされるか分かるな? 」
そう言いながらバットを勢いよく振り翳す。
鈍い音。
―――――――――――――――
あ、…気を失ってた…どれだけボカスカ殴るんだ。
頭が痛い。腹も……、顔…は殴られていない…?
「 お早う、早瀬君、如何かな? 」
「 最悪だ 」
「 そりゃ良かった。 」
嗚呼、此奴いらいらするな。
「 所で、早瀬君、これが何か分かるかい? 」
と言いながら注射器を見せてくる。毒か?それは、不味い…此処で×ろされては困る。
「 待て、話をしてくれ。私は此処で×ぬのは困る。 」
「 ×ぬ? 」
「 嗚呼、毒だと思ったのかい。
早瀬君はこういうのは疎いのかな? 」
毒ではない?なら……
「 大丈夫、一寸気持ちよくなっちゃうだけだから、ね? 」
待て待て、もうそういうのは高坂だけにしてくれ。
高坂1人でも大変なのに。
「 はい髪の毛退けるね 」
髪を退ける
「 … 趣味が悪いな 」
「 良い趣味だろう? 」
「 あれ、之…君は恋人が居たのかい? 」
「 は? 」
「 紅い跡がついてるじゃないか 」
高坂……
「 寝取×れみたいじゃないか…… 」
恋人ではないが…
「 嫌なら辞めるか? 」
「 否、楽しみだな… 」
此奴……ヤバい奴だ…………
後ろ、ナイフ……縄を解けるか…?
「 さぁ、何から味わってやろうか? 」
そう言いながらシャツの釦を取る。そんな雑ではちぎれるだろう…雑…
「 胸は開発されてないのか? 」
「 は? 」
「 嗚呼、之も知らないのか 」
と言うと胸に気持ち悪い手つきで触れてくる。
気持ち悪い…
よし、腕の縄を解けそうだ…
「 いただきます 」
は?え?
きもい、きもいきもい!何だ此奴…舐めるな!辞めろ…気持ち悪い気持ち悪いていうかいただきます、と言ってくるのも気持ち悪い。
早く解いて……
「 ぅあ゛ッ、 !? 」
「 お、下はちゃんと気持ち良いかな? 」
気持ち悪い。高坂が触る時より…嗚呼、気持ちよくなる薬……最悪だ。
ナイフを握れ…早く切らないと…
「 服越しでも感じているね、薬の効果が
強いみたいだ。 」
触るな……
「 やめろ… 」
「 まだ言うかい? 」
「 もうどうにもならないし、身体を預けなよ? 」
切れ切れ…早く…何で、こう、変な奴ばっかり……
「 触るな! 」
……?
「 誰… 」
「 その人に触るな。離せ。さもなくば、此処で胴と頭を切り離してやる。 」
此奴の首に刀をぴったりとくっ付けて若干血も出てる。
「 御前此奴の下の…高坂蓮だな
まぁ待てよ。…此奴だって満更では… 」
「 煩い、御前の不快な声等聞きたくない。 」
「 くそ… 」
「 あ、待て…、?、ぐんちょー…? 」
あ、咄嗟に手を取ってしまった…そういえば、縄解けた…
「 否…何でもない、 」
「 …ぐんちょ、大丈夫ですか? 」
いつもの顔…
さっきのは他人か?二重人格?と思ってしまう…
「 ええーと…ハンカチ!どうぞ。 」
「 …? 」
「 え、否、涙、拭いてください…? 」
涙?…結構、泣いてるな…
「 、有難う… 」
上着を掛けて後ろを向く。
「 …高坂…… 」
「 …帰りましょうか 」
「 彼奴はいつか俺がぼっこぼこにして… 」
「 否…いい…… 」
「じゃあ、…ぐんちょの傍にずぅっと居ますね! 」
「 …嗚呼。 」
「 え゛!? 」
「 … キスしていいですか? 」
「 は? 」
「 何でもないです! 」
と言いつつ手をずっと繋いでくる可愛いな、と想ってる蓮君。
終