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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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カルに色々面倒を見てもらい次の朝には完全復活かと思ったが……まぁ、無理よな…ちなみに今はカルは授業に向かい私は部屋で大人しくしている

シラユキ)……(暇なんだよなぁ…)

そう、暇である誠に非常に……動きたいのに動けないやりたいのにやれない…そんな状況が続いている正直言って泣きたい

シラユキ)(カルには「動くな」って強く言われてるからなぁ……動いたら抱くとか言ってたし…なんか怖いなぁ…)

昨日と然程状況は変わってない、おかげで体は重い痛いしだるいで辟易へきえきしている

シラユキ)…そといきたい…

外に行きたいけど行けない…行くんだったらカルを連れて行かなければならない…カルからそう直接言われたから……

シラユキ)…

ベッドから起き上がって部屋をゆっくり歩き回る

シラユキ)(辛い…キツイ……)

壁を伝ってゆっくり部屋を歩く











しばらく歩いた後私はベッドに座り休憩してカルの作ったスープを少し飲む

シラユキ)んま…

スープを軽く飲んだあと私は横になり眠り次に起きたのは夕方だった……あとついでにカルも帰ってきていた

カル)おはよ、スープ少しは飲んだみたいだね

シラユキ)……んぅ…のんだ……

カルは机の上に置かれていたスープの入ったお椀を見たのかそう言って私の頭を優しく撫でて来た

カル)いい子いい子

シラユキ)んへへぇ

しばらく頭を撫でられたあと私はカルの肩に頭を乗せて寝コケてしまった












カル)Goodgirlシラユキ、おやすみ















翌朝

シラユキ)フワァー…

次に目を覚ますと隣でウトウトとうたた寝をしているカル……ではなくレイン先輩が居た

シラユキ)んぅ”…

唸り声を上げ体を起こすとレイン先輩が目を擦って「ユキ…?起きたのか……?」と少し眠そうな声で聞いてきて頷いた

シラユキ)先輩……忙しいのに来ていいんですか…?

レイン先輩の目元には隈が有り目元を優しく撫でると頬を擦り付けてきた

シラユキ)隈…酷いですよ……?

レイン)平気だ…それより今はお前の面倒が先だ辛くないか?

シラユキ)まだだるいかな笑でももう1人で色々出来ますよ

レイン)ダメだ、お前は寝てろ

シラユキ)( ⸝⸝⸝⩌⤚⩌*)

無理矢理動こうとするレイン先輩の腕を掴んでベッドに寝かせた

シラユキ)寝てて下さい!少しは楽なので動きたいです

レイン)だが…

シラユキ)噛み付きますよ、レイにぃ

レイン)!!わ、分かった……

レイン先輩に布団を被せ私はレイン先輩に飲ませる用のスープを掬ってお椀に移しスプーンを持ってレイン先輩の所へスープを持って行った

シラユキ)飲めますか?

暖かいスープを差し出すとレイン先輩は少し困惑したがスープとスプーンを受け取って飲み始めた

シラユキ)カルの作るご飯凄い美味しいんですよ!どうです?

レイン)…たしかに美味いな

シラユキ)飲み終わったらゆっくり寝て下さいよ!私の看病って名目で休んだんですし

レイン)……分かった

シラユキ)(レイン先輩が寝ている間暇だし…少し歩き回ろうかな…)

先輩がスープを食べたあと私は部屋から出た







廊下

シラユキ)結構キツイな…

壁に手を着いて廊下をノソノソと歩く

1人で廊下を歩いていると後ろから「シラユキ!」と声を掛けられ後ろを見るとランスが居た

シラユキ)ランス…に、あれ……ドットも居る

よくよく見るとドットも居た

ランス)お前出歩いていいのか!?

シラユキ)だ、大丈夫…だよ?少し辛いだけだから笑

少し笑って言うとドットが直ぐに駆け寄ってきてコートを着せてきた

シラユキ)だ、大丈夫だって…

ドット)バカか、どうせ無茶な魔力の使い方したんだろ

シラユキ)それは…そうだけど……

ランス)取り敢えず部屋に行くぞ!

シラユキ)べ、別に熱は出してないから平気だって!少し散歩してるだけだから!

2人の手を握って止めると2人は「でも…」と何か言いかけたが「あ、歩きたいの…」と言うと2人は暫く悩んだが渋々頷いた

シラユキ)んで…なんで君たちまで着いてきてるの…

ドット)そりゃお前はムリするからな!

シラユキ)うぅ…

2人に挟まれのんびり散歩をしようにもナカナカ出来ない状況である

ランス)お前もそうだがそこのバカもな

ドット)あ”ぁ”!?それ俺の事か?なぁ

シラユキ)うぅ…もうヤダ……





暫く廊下を歩いていると突然私の体がふわっと浮かび私含め3人が驚いて後ろを見るとカルが怒った顔をしていた

シラユキ)か、カル…?どうしたの?

カル)なんで勝手に出歩いてるの?

シラユキ)んぅ〜…だって、動きたくて……

カル)それならせめて僕の教室に顔を出して

シラユキ)カルは心配性すぎてヤダもん…

カル)心配かけるような事をする方がいけないよね?

シラユキ)だってぇ〜…

カルは私をおろし後ろからぎゅっと抱き締め「後は僕が見るから帰っていいよ」と2人に伝え2人は渋々ながらも帰った

シラユキ)……んで、本当の目的はなんだい?

カル)…わかってて言った?

シラユキ)なんで私の体調不良を知ってるのかすごーい聞きたいわ?





























「デリ」?

デリ)あはっ♥

DOMの私にいいよって何が楽しいんすか?(マッシュル)

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