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…朝か。


嫌な夢を見たな。


あの4人に出会う前の夢。



…もう忘れよう。



「あ、ころちゃん!さとみくん起きました!」


「あ、起きた?」



なんだ…?



「ねぇさとみくん、散歩に行かない?」




「わぁ〜散歩だぁ〜!!」


「そんなにはしゃぐことか?w


お前毎日行ってるだろ?w」


「それでも楽しいんだよ〜?」


「そっかw」



俺は体に変なやつ付けられてちょっと不愉快…w



「莉犬くん楽しそうだね〜!!」


「さとみくんも一緒ですしね!」


「さとみの方はあんま楽しそうじゃないで?w」


「猫ちゃん散歩するのあんま見た事ないけどw」


「いいじゃん!ストレス発散になるでしょ!」


「そうなんですかね…?w」



…正直早く帰りたい。



「あッ!ハトさんだぁ〜!!」



「ちょッ!莉犬そんな引っ張らないで〜ッ!」


「あ〜あ、るぅちゃんが…w」


「引きづられて行ったなw」


「るぅとくん…ww」



莉犬はハトが好きなのか、見つける度に


追いかけ回した。



「ハァ…ハァ…」


「お前ハト相手にはしゃぎすぎだろw」


「だって楽しいんだもん〜!」


「そうか…?w」


「さとみくんもやってみなよ!」


「え〜?w」


そう言いつつも、本能的に動くものには


すぐに反応してしまう。




「あぁッ!?ちょっとさとみくんッ!?!?」


「次はころんが引きづられてったなw」


「まぁ楽しそうでなによりw」



帰る頃には何故かるぅとが泥だらけになっていた。


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