寧々said
『心操くーーーーーーーん!!!!』
心「え、な、なに!?」
帰り道、心操くんを見つけたので飛びつきました!!
ごはぁって聞こえたのは気のせい
心操くんが腰抑えて蹲ってるのもたぶん気のせい
心「な、んのつもりだ、、、!!」
『瀕死じゃんwwwウケるwww写真撮ろ』
やべぇ私やらかした感じ?
は、知らね(′ェ`)
『私はただ単に一緒に帰ろうとお誘いに来ただけだゾイ』
心「友だちになった覚えないんだけど、、、、」
『え、私ら永遠の愛誓い合ったじゃん』
心「なんのことだよ、、、」
私から話しかけたらそれはもう友達✌
そこには愛が生まれるのです(((
そして、なんだかんだ一緒に帰ってくれる心操くん優しいね
『普通科とか他の科、ヒーロー科落ちていった人、結構いるって知ってた?』
心「、、、、、、、、、あぁ」
明らかに嫌そうな顔するのやめてもろて
『心操くんもそうだって捉えてOK?』
心「そうじゃなかったら、わざわざ宣戦布告しに行かないよ」
そりゃ、そうか
わざわざあんな面倒くさいことするってことは、ヒーロー目指してるってことだよね
『入試ってロボだったんだよね』
心「、、、、、、そうだよ」
なるほど、よくわかった
『心操くんがヒーロー科に落ちたのは、心操くんの個性がロボットに通用しなかったから。合ってる?』
心「!! よくわかったな。そうだよ、俺の個性は洗脳。会話をした相手を洗脳することができる」
洗脳か、、、、。
なかなか良い個性だけど、これを悪い方に捉える人もいるはず
『洗脳か。心操くん、君、自分の個性が嫌いでしょ』
心「なんでそれが!!」
『洗脳はなかなか良い個性だ。でも、それを悪い方に捉える人もいる。例えば、ヴィランみたいってね』
心「!?」
『私はね、全然そうは思わない。だって、個性は使い方によって善にも悪にもなる。洗脳だって考え方を変えれば、人を傷つけずにヴィランを捕まえる優しい個性だと、私は思うよ』
心「!!」
『それにさ、心操くん。ヒーロー向いてるもん。だって、話しててわかった。君は、優しい心を持っている。プロヒーロの言うことだ。信じてみるのもいいと思うよ。心操くん、君はヒーローになれる』
私は数歩歩き、くるりと振り向き心操くんと向き合って微笑んだ
『頑張れ、応援してる』
心「・・・」
心操くんの涙が、太陽によってキラリと光る
私、待ってるからさ
心「ありがとう」
心操くんは、笑顔でそう言った
うん、いい笑顔だ
『どういたしまして』
2人で、帰り道をゆっくり歩く
『ねぇ、私からひとつお願いがあるんだけどさ』
心「なに?」
『名前で呼んでよ、私のこと。私も心操くんのこと名前で呼ぶからさ』
心「え!?」
『ダメだった?』
心「別にいいけど\\\\」
心操くんが、恥ずかしそうにうなずく
『私のこと惚れんなよ( ̄ー ̄)ニヤリ』
心「ほ、惚れねぇよ!!」
私の笑い声が、ゆっくりと響いた
〜作者〜
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コメント
1件
今回も最高(語彙力ない)