テラーノベル
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家のドアを開け、いつものように
『ただいま』と言うと、
今日は綾華の声だけが聞こえた。
綾華『おかえり!お兄ちゃん!』
元貴『ただいま、母さんと父さんは?』
僕がそう言うと、
綾華はにやっと笑って僕に笑顔を見せた。
綾華『2人でお出かけしに行ったよ!
ご飯は作ってあるから、
あっためて食べてって!』
元貴『そっか』
僕がそう言って部屋へ向かおうとすると、
突然、綾華にぐいっと腕を引っ張られた。
綾華『…お兄ちゃん、』
元貴『……何、?』
少しの沈黙の後、綾華が口を開いた。
綾華『首、キスマ見えてるよ』
元貴『…へ!?////』
僕が慌てて後ろにある鏡を見ると、
ワイシャツからギリギリ見えるところに、
赤いキスマが付いていた。
僕が達したときに付けたのだろうか。
全然記憶がない。
綾華『顔も耳も真っ赤だし…
さてはお兄ちゃん。
処女とおさらばしたな?』
元貴『っ〜!?ち、違うし!!!
てかどこでそんな言葉…!!////』
僕が慌ててそう言うと、
綾華はにやにやしながら、
『どこでヤったの?』
『気持ち良かった?やっぱ若井先輩と?』
『まだ違和感あんの?』
など、次々と質問を投げかけてきた。
元貴『うるさいうるさい!!
そんなことしてないから!!!////』
そう言って部屋に篭ろうとすると、
綾華はにこっと笑って僕に耳打ちをした。
綾華『……若井先輩、どんな顔して…
どんな言葉をかけて、
えっちしたのかな〜?笑』
元貴『っ〜!!黙れ、!!!
さっさとご飯食べて風呂入って寝ろ!!////』
僕はそう言って部屋のドアを思いっきり閉めた。
元貴『なんなの……本当…!////』
僕はベットに座って、顔を伏せた。
“若井先輩、どんな顔して…
どんな言葉をかけて、えっちしたのかな〜?”
元貴『……っ、////』
さっきの綾華の言葉が思い浮かぶ。
少し緊張してるような、
興奮してるような顔をして、
僕が落ち着けるように優しく言葉をかけて…
元貴『は…ぁっ……、////』
あ”ぁもう!!!
若井のこと考えてたら、むらむらしてきた…
最悪、//
綾華はお風呂入りに行ったから…
静かにすれば、大丈夫だよね、
僕は静かにズボンのチャックを開け、
下着の中に手を入れて、
自身の大きくなったものを触った。
元貴『ふぁ…っ、ふ、んっ……ひ、ぅ…///』
必死に声を殺した。
ひとりでシてるときも声が出ちゃうなんて、
変態で仕方ないと思う。
声を出ないように手の甲で口を押さえるが、
僕の自慰する手は止まらない。
元貴『わかい…っ、ぁん…っ、わかい、
わかいぃ…っ、いくっ、わか……っ、、///』
スマホで若井の寝顔や笑顔、真剣な顔や
照れてる顔、色んな若井の写真を見ながら
自慰をし、絶頂に達してしまった。
若井とえっちしている間、彼はどんな言葉を
かけて、どんな風に僕を抱いてくれたのか。
ただ考えるだけで、
奥に違和感を感じてもどかしい。
僕は自身の中に指を挿れ、若井がしてくれた
ように、ぐにぐにと中を広げていく。
元貴『ふぅ…んっ、ゃ……ぁ、
っ、ぉく、届かなぃ……っ、///』
最近ギターを始めた若井の
長くてゴツゴツとした細い指。
あの指が僕の中に挿入って、
それで…
♪ あなただけの世界が だけの世界が〜
元貴『ぅわっ、!?////』
いきなり僕のスマホが鳴り出した。
恐る恐るスマホの中を確認すると、
通話マークと共に“滉斗”と書かれていた。
震える指で通話ボタンを押した。
元貴『…っ、も、もしもし……///』
滉斗『…もしもし、ごめんいきなり……』
いつもより低くて男らしい若井の声。
その声がまた、僕の下半身を熱くさせる。
元貴『大丈夫…っ、ん、どうしたの、?///』
自慰の余韻で、
若井の声を聞いただけで反応してしまう。
滉斗『……声、聞きたくなって、』
元貴『…!!///』
声が聞きたいという理由だけで電話を
かけてくる若井が可愛くて、
可愛くて仕方ない。
元貴『……僕も、
若井のこと、考えて…た、////』
滉斗『…ほんと、?めっちゃ嬉しい、』
自分で言ったのにも関わらず、
後々恥ずかしくなってしまう。
滉斗『…元貴さ、さっきまで、何してた?』
元貴『……ふ、ぇ…?////』
戸惑いを隠し切れず、
思わず情けない声が出てしまった。
滉斗『なんか息荒いし……ちょっと、、
えろいな…って……もしかして、
今日のこと思い出して、1人でシてた…?//』
元貴『……っ、////』
図星すぎて何も言い返すことができず、
ただ俯くことしかできなかった。
滉斗『…図星、?笑
そんなに気持ちよかった、?笑』
元貴『………ぅん、…綾華に、
キスマ見られちゃって…揶揄われて、、
そこから…考えてたら……
…その、、、むらむらしちゃっ…て、/////』
恥ずかしくて、呂律が上手く回らない。
キスマとか、むらむらとか、そういう言葉を
若井の前で言ったことがないから、
恥ずかしくて、穴があったら入りたかった。
滉斗『…可愛すぎ、、
……おなにーしてるの、聞かせて、?//』
元貴『は…!?////』
滉斗『……元貴の可愛い声、聞きたい、//』
若井の恥ずかしそうな、嬉しそうな、
興奮しているような声が聞こえる。
そんな甘くて可愛らしい声で言われたら、
断ることなんてできるはずがない。
元貴『……ちょっとだけ、だから、///』
滉斗『ぅん、ありがと、』
若井の合図と共に、
僕は自身の大きくなったものを触った。
くちゅ、ちゅく、ちゅ、とやらしい音が
辺りに響き渡る。こんな惨めな音が
若井にも聞こえているんだと考えるだけで、
手が止まらない。
元貴『ふ……ん、っ…は、ぁっ…
…んんっ…っ、わ…若井…っ、////』
滉斗『…可愛すぎ、こっちまで
変な気分になってきたんだけど、//』
若井の声が優しくて、低くて、かっこよくて…
頭と胸が若井でいっぱいになった。
コメント
8件
う…っ…… こんなの第三者が見ちゃっていいんですか…(〃'艸'〃) 意味わかんないくらい素直じゃないかomrさん😭wkiさんにだんだん心を許して…いや、完全に心開いてますね😌✨️続き楽しみです〜!!
あやちゃんが可愛くて天才で好きすぎるぅぅ!!私あやちゃんもときくんの兄妹になりt
あ や ち ゃ ん 、 天 才 だ ね ( ? も っ ち ゃ ん も 天 才 っ .ᐟ .ᐟ 若 井 さ ん も 電 話 の タ イ ミ ン グ ば っ ち り ( ?