🪽side
「…え?」
ビームがデンジとバディを組んで3週間。
知らせを聞いた天使の悪魔は驚いた。
ビームは泣きそうな顔で全部話してくれた。
ちゃんと1週間近づかない様にしていた事。
デンジに抱きしめられて離してくれなかった事。
近づかない様にしていた理由を話せなかった事。
デンジを怒らせてしまった事。
「オレ、どうすればイイ…?
わかんない、教えて、?
オレ、チェンソー様にキラワレタ…」
頭の中で考えた事を吐き出すビーム。
そんなビームに天使は自分の憶測をぶつける。
「…多分、多分だけどね。」
「チェンソーくん、サメくんの事好きなんじゃないかな。」
「…ギャ?」
ビームは思っていた事と違う事を言われ驚く。
「なんで、」
だってさ、と天使は言葉を吐く。
「急に話して来ないし触れてこないしで疑問を持つのは分かるよ?
でも、それで怒るってさ、“好きなのでこっち来てください”って言ってるようなもんだよ。」
「ギャ…」
「もう素直に言って来なよ。その方が付き合えなくても仲直りはできるし。」
「ギャウ…オレ、言ってくる、」
ビームはデンジの方へと足を運び始めた。
⚡️side
「ア”ー、糞…」
自分の部屋、デンジは不機嫌だった。
いつもは不機嫌でも寝れば元どうりなのだが…
今回は寝れもしない。
ずっとクヨクヨ考えてしまうのだ。
ビームは今何処で何をしているのか、とか。
何故こちらに来てくれないのか、とか。
「ンでだよ…」
嫌われたかと思い聞いたがそうではなかった。
なら何故話しても、触れてもくれないのだろう。
デンジはふと思った。
何故、こんなにもビームの事をおもってしまうのか。
デンジの座右の銘は「男は全員大嫌い」。
なのに何故―
―ビームの事を考えると、こんなにもドキドキするのか。
コメント
7件
初コメ失礼します。貴方様のデンビムが最高すぎて…!ここに救われる命があります、ありがとうございます……
通知来た瞬間心の中ではね上がりました先はどうなんだろうふへ、ふへへへへっ