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少しの休憩をはさみ、建物の中を探索する。思ったよりも中が広く、時間がかかりそうなので途中から二手に分かれて探索することにした
1時間ほど探索し待ち合わせ場所に戻ってくると、すでに早乙女さんが戻ってきていた
「先に戻ってきてたのね。こっちはなにもなかったのだけど、そっちはどう?なにかあった?」
「うん、多分この集落付近の地図と、本っぽいものがあったんだけど…この本、かなりボロボロなのに加えて昔の字で書いてあって読めないんだよね…」
「少し貸してくれる?」
「いいけど、桃ちゃん昔の字読めるの?」
「多少はね」
「へ~知らなかった!はいど~ぞ」
「ありがとう。なになに、えーと」
『鬼■■■じる儀■■ついて
■歳の双■■■女または、神子として神■■育てる
1■■■■生日の夜になっ■■、集■■体に結界を張■■子に儀式用の刀を渡し■■■わせる
生■■った方を依り代とし、生き残った■■■の体に二人分の■■■れる
依り■■■日間神社で■■ったのち、■■れた方の■を染み込ま■■■と鳥■■使い、依り■■■■■って殺す
遺体は神■■■下にある、大■■放る
以■■儀式は終■
この儀■■■■年おきに■■■ければなら■い』
「…所々汚れたりしてて読めないわね…」
「結構大事なところが読めないね~」
「とりあえず、次は山の上の神社に行ってみましょうか」
「そうしよっか、外に行くのはちょっと怖いけど、ここにいたっていずれみつかっちゃうし」
「そうと決まったら、細心の注意を払って行こうか、早乙女さん」
「…その呼び方なんか堅苦しくてヤダ!普通に翠って呼んで!」
「えぇ…えぇっと翠…さん?」
「さん付けしなくていい!翠って呼んで!」
「わかったわ!翠…でいいの?」
「うん!じゃぁ私も桃華って呼んでも良い?」
「…好きに呼んだらいいわ」
「やった~改めてよろしくね!桃華!」
「こちらこそ、一緒に脱出しましょうね、翠」