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ふと、耳に入った噂話
他校で流れた[先輩が押せばヤレる]と言うふざけた話
先輩はそこまで流されやすくないし断る時はちゃんと断る。
そのことで若干イラついていると、先輩が心配そうに私の顔を覗き込んだ
「凛ちゃん、なんか怒ってる…?」
眉を下げ、心配そうにこちらを見る先輩の顔を見るとそれだけで怒りは治った
『大丈夫ですよ、ちょっとイラつくことがありましたけど先輩の顔見たら落ち着きました』
「そっかぁ、ならよかったや」
……ちなみに、一応私は先輩を口説いているが先輩の天然具合のせいで私に口説かれている事に先輩は気付いてないので恋人同士ではない
別に恋人になれなくても今の関係のまま、平和に学校生活を送れるのなら十分だ。
黙々と弁当を食べていると先に食べ終えた先輩が世間話を始める
近所の猫が懐いてくれた話、今日の朝ごはんの話
「あ、そう言えば男の人に告白されたなぁ」
『え』
唐突な話に持っていた箸を落としそうになるが、持ち堪える
「まぁ、知らない人だったからちゃんと断ったよ」
その言葉を聞いて、私はなぜか安堵した。
…なぜ?別に先輩が誰かと付き合っても私は何も思わない、多分おめでとうぐらいは言う
先輩が付き合っても今のこの関係が終わる訳ではない。
謎の感情に、少しモヤモヤしながら食事を終える。
「じゃ、また明日!」
『はい、また明日』
また明日、昼休みに一緒にご飯を食べる
いつの間にかそうなっていた。