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僕の終わりの物語

6 - 第6話俺の保健室事情

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2024年07月27日

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俺は一時期保健室登校が続いた。


2年前くらいだったかな?


始まりはいじめ紛いなことをされたとき。


トイレに入ろうとしてドアに手をかけた。




赤:よいしょっと。トイレ新しくなったから入りやす〜..。臭くないし。


モ:きゃーーーー‼︎あー!びっくりした..なんだりうらかよ。驚かせんな。


赤:あ、ごめん。なにしてたの?


モ:七不思議。


赤:へー..そうなんだぁ..あ、りうらもう出るね。 ごめんね。邪魔しちゃって。




は?なんで俺が悪いみたいになってんの?


てゆうかそんなの信じてんじゃねーよ。



そこからだったかな。


それよりも前からだったかも。

俺はクラスの男子ほぼ全員から陰口を言われ始めた。



それを毎回ないくんが教えてくれた。


桃:りうら、またモブかに悪口言われてたよ。


赤:へー.そうなんだ笑なんて言ってたの?


桃:「頭良すぎて優等生ぶっててムカつく」だってさ。ほぼ褒めてんじゃん。でも気にしない方がいいよ。


赤:ありがとう!りうらそんなの気にしないタイプだから大丈夫!



俺にもついに限界がきた。


親に話した。


赤:俺、もう学校に行きたくない。


母:そっか。じゃあ、休んじゃお!



2日後くらいに親と保健室に行った。


泣いて泣いて泣きじゃくった。


でも保健室の先生は俺に寄り添ってくれた。


全部話を聞いてくれた。



でも、俺にも限界があった。


もう、母に心配させるのはやめよう。


そう思って学校に普通に通い始めた。



そして今、俺は親に言わずに保健室に通っている。


一日、一時間。四限だけだ。


保:お母さんに言ってないの?


赤:あ、言ってないです。


保:言わなくていいの?


赤:大丈夫です。バレたらどうなるかわかんないで。





家を出ていっているのも知っている保健の先生。


だからたくさん心配してくれる。


担任の先生も学年の先生も。


なんなら学校の先生ほぼ全員。


みんな俺を応援してくれている。


クラスの友達だって。


毎日四限に保健室に行く俺になにも言わずに寄り添ってくれる。






でも、それを理解してくれない人がいた。

それは、






















彼氏のないくん。



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