tg視点
次の日の昼休み。
at ちぐさ、今日の放課後って空いてる?
あっとくんが聞いてきた。
tg うーん……今日は課題あるから、ちょっと遅くなるかも!
at そっか
あっとくんは短く答えたあと、少し考えるように視線を落とした。
at じゃあさ、終わったら一緒に帰らない?
tg え?
俺は少し驚いた。
tg うん!いいよ!
at よかった
あっとくんはふっと笑う。でも、その笑顔はどこかいつもより優しくて、少しだけ切なそうに見えた。
at じゃあ、帰るときLINEして
tg りょーかい!
at それじゃ
そう言いあっとくんは自分の教室に戻っていった。
その背中を見送りながら、ちぐさは少しだけ違和感を覚えた。
tg(なんか、最近のあっとくんがちょっと変な気がする)
以前よりも、なんというか、距離が近いような。
「ちぐさ」
考え込んでいると、不意に後ろから肩を叩かれた。振り返ると、そこには先輩が立っていた。
tg 先輩!
pr お昼、食べた?
tg え? まだです!
pr じゃあ、食堂行くか。どうせ午後も腹減るだろうし
tg はい!
ちぐさの顔がぱっと明るくなる。ぷりっつと並んで歩きながら、さっきまで考えていたことが一瞬で吹き飛んだ。
だけど、その様子を遠くから見ていたあっとくんが見てたとも知らずに___。
at(……やっぱ、ちぐの一番近くにいるのは、ぷりっつ先輩なんだよな)
ポケットに突っ込んだ手をぎゅっと握りしめる。
at(それでも……)
あと0.1歩だけ、近づきたかった。
今更なんだけど、あっとくんはちぐちゃんの事好きですww
クラスは違うけど学年は同じ!
♡指定しちゃってもいい?ごめん!!
♡→40
40いったら書きます!
フォローと♡、コメントよろしくね〜!♪
コメント
4件
三角関係的なのが好きすぎて困っちゃう(៸៸>⩊<៸`) 続きも待ってる〜!!
え、最高