テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
Twotime x Azure
Twotime視点で進みます。
※カップリング注意
※キャラ崩壊注意
※解釈違い注意
※捏造注意
※ずっと不穏
※誤字、脱字
※苦手な方はブラウザバック
Twotime「Azure……なの…?」
Azure『……Twotime……………』
ある夜、僕はAzureに出会った。
僕が儀式のために、自分のために、殺した人。
可愛くて、優しくて、それでいて、僕のことが大好きだった人。
Azure『よく、俺の前にその面見せれたな?』
Twotime「……Azure………」
手が震える。息が浅くなる。殺した。僕が殺したんだ。彼は僕を憎んでいる。当たり前のことだ。
罪悪感で額に汗が滲む。涙が出そうになる。
…………でも、それ以上に、
(また、あの時の感覚を味わいたい)
Azure『まぁいい。今、ここでお前を殺してやる…』
Twotime「………」
Azure『あの夜を憶えているか?Twotime。お前はあの日、俺を殺したんだ。自分のために。なぁ?』
Twotime「ぅぐっ………」
彼の触手に首を締め上げられる。頭に酸素が回らなくなってきて、くらくらする。
Azure『その日から、俺はずっと…お前を憎んでいた。……俺は――』
Azureが何か言いかけたところで、僕は懐からダガーを取り出し、触手を刺した。
Azure『っ!?…ぐっ………!』
触手にも痛覚があるようで、痛がっている。
あぁ、可愛らしいなぁAzure
僕はAzureを地面に押し倒した。そしてダガーを突き立てる。
でも、君がいけないんだ。Azure。君が、そんな顔をするから。怒りと、憎しみと、悲しみと、恐怖が混ざったような、複雑な顔をするから。
そんな、顔をするから。
Azure『Twotime、お前っ………!』
Twotime「君がいけないんだよ、Azure。僕の前に、そんな姿で現れるから……」
僕はAzureの胸にダガーを刺した。手に内臓を潰す感覚が伝わってきて、僕に彼の血がかかった。それに僕は興奮した。
あの時もそうだ。刺す感覚、血の香り、君の困惑と悲しみに満ちた表情。全てが僕の欲望を加速させた。
Azure『ヅっ……!T”wo”…tiっ……!……ぇ”ぐっ…』
Twotime「Azure、痛い?…また死んじゃう?」
正直興奮で頭が回らない。突き刺したダガーをぐりぐりして奥にねじ込んだり、何度も突き刺したり、傷口に指を入れたりした。
触手で抵抗しようとしても、痛みで上手く動かせないようで、可愛く、愛おしい。
Azure『…殺”、す…っ!ころしで、や”っ…ぅ”……!』
Twotime「可愛いね、Azure」
暫くそうして刺していると、Azureは動かなくなった。
そこに残っているのは、月明りに照らされたAzureと、紫色の花々、そして、恍惚とした表情を浮かべた血まみれのTwotimeだけだった。
終