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ある日俺は転生アニメの定番中の定番トラックに引かれることで異世界に転生した。
「あれ?俺は確か…」
ウギャァァァ
「うん?叫び声?この世界の事はよくわからないけど先にあっちの方に行くか」
崖の下
「や、やめろ近づかないでくれ、頼む来ないでくれ」
「うきゃうきゃグハハハ」「女騎士様が情けねぇなぁ」「これが最強の騎士とか言われてんのかハハハハハハハハハ笑いが止まらねぇなぁ!」「剣がなきゃ何もできないのか?」
「うわぁあれよくアニメで見る盗賊ってやつだよなぁ見に来たはいいけど今の自分じゃ無理かなぁ」
てか最強の騎士とか言ってたなあんな盗賊にやられるってほんとに騎士なんだろうか。
だとしたらなんか考えがあるはず!
「うん!ここはあの騎士に任せよう!」
ザクッ枝が折れる音
「誰かいるのか!」
「!?た、たすけてください!お願いします。助けて…助けてください。」
「盗賊さぁーーんなんで騎士なんて襲ってるんですか?」
「あ?それはな…こいつが…俺の娘…いや…俺たちみんなの娘だった子供を無理やり保護と言って俺たちから奪ったんだ。だから…女騎士で一番大切と言われてる剣を奪い殺そうとしてたんだよ。」
ゔっ他の盗賊が泣く声
「そうなんですか、騎士さんどうして盗賊さんたちの娘を無理やり連れ出したんですか?」
「……それは…答えられない……だが助けてくれ!頼む私は騎士でコイツラは盗賊なんだ!盗賊は悪で騎士は正義!何だ!助けてくれ!コイツラが嘘ついてるかもしれないだろ?な!だから私を助けてくれよ!」
グサッ口が切られる音
「少しその口は閉じろよゴミ」
うわぁぁハァハァ
「ガハッ何……を」
「お、お前何して…」
男が振り向く辛そうな顔をしながら…
「盗賊さんたちのことを信じたまでですよあのゴミは自分のことしか考えていなかった。娘さんのことを本気でみんな苦しそうな顔をしながら泣いていたので。信じてみようかと」
「き、…きさま私達に…こんなことして…どうなるとっ」
ドサッ首が落とされた音
「お前はほんとに騎士か?」
「騎士みんなこんなゴミなんですか?」
「あぁそうだ騎士はみんなそうじゃないかもしれないがこの国の騎士はみんなクズだ。」
「そうなんですか…質問なんですがいいですか?」
「あぁ何だ?」
「俺たちの国では盗賊はみんな最低なやつだと聞いていたんですが」
「あぁ盗賊はクズだよ俺たちも昔は騎士みたいなことをしていた。だがあの子…あの子のおかげで変われた。人の死体を見るのも久しぶりなくらいだ今は普通に働いているからな」
「そうだったんですね、これからあなた達はどうするんですか?」
「娘を連れ戻しに行くよ」
「自分も同行しても?いいですか」
「だめだ危険だしあんたは無関係だそれにまだ信頼したわけじゃない。強いかもわからないだから…」
ドサッ首が落ちる音
「え?親分」
「お前たちを盾にしてあの子を…あの」
「可愛い子を自分のものにしたのに一緒に行ってくれない盾はもういらないんだよアハハハハハハハハハハハ」