コメント
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はい、好きです
及岩ナイスです。 続き待ってます。✊
オメガバ×及岩は尊すぎて反則だって……!!!岩ちゃん!!似合わないわけないじゃん!そのまま番になっとけよぉ…!じゃないと及川さん取られるよ……!?もうこの話好き〜!!
及岩
オメガバース
地雷さん注意
もぶ岩有り
書き方少し変わってる
start .
この世には男女の他に α 、β 、Ω という三つの性がある 。
「 α ( アルファ )」は 、支配階級であり 、社会で最も地位が高い性 。
「 β ( ベータ )」は 、社会の中で最も数が多い階級 。中間層 。
「 Ω ( オメガ )」は 、発情期が原因として社会的に冷遇されている 。下位層 。
αとΩは 、αがΩの項 、または喉元を噛むことで「 番 ( つがい )」になれる 。
そしてΩ性の人間は 、” 発情期 “になるとフェロモンを発する 。
このフェロモンによって 、α性の人間を誘発・興奮させてしまうのだ 。
「 番 」や「 抑制剤 ( よくせいざい )」と言った回避手段はあるが 、これもまた完全ではない 。
そんな厄介なΩに生まれてしまった俺 、岩泉一 。
俺には今 、せ×れ関係に当たる男がいる 。
同学年の男だ 。
そいつはαで 、ヒート中の俺に誘発されてそのまま俺も流されていった 。
幸いなことにそいつは 、秘密をばらす様な軽い男ではなかった 。
実際には 、知らない奴だったし 、俺もその知らない奴に流されて抱かれた訳だが 。
俺には都合がよかった 。
話してみると嫌な奴でもないし 、なんなら俺からすると接しやすかった 。
だから 、俺はヒート中で抱かれている間は、あいつの事を忘れられた 。
及川 徹 。
俺の幼馴染であり 、初恋でもある男だ 。
あいつも 、αだと言っていた 。
まぁそりゃそうだろうなと聞いたときは思った 。
だいたいがエリート体質だと言われるαは 、まさに及川そのものだと俺は思う 。
そして 、その及川に俺は 、一回項を噛まれそうになった 。
高校一年の夏 。部活中だった 。
初めての発情期は 、急に訪れた 。
その時の俺は 、極限まで身体を無理に使っていて 。
不意に目眩がしたと思ったその瞬間から 、俺は意識を失った 。
目覚めた時俺がいた場所は及川の家だった 。
そして 、身体がずっと暑かったのは 、ヒートのせいだったんだと 、遅いながらも気付いた 。
倒れる前よりは 、身体は怠くなかったし 、熱も少しは冷めていた 。
「 及川 」と 、部屋にはいなかったそいつの名前を呼ぶと 、一階にいたのだろう 、下から階段を上がる音が聞こえた 。
「 岩ちゃん!!」
ドアをばんッッと開けて 、及川は入ってきた 。
一瞬 、安堵の顔をしたが 、すぐに顔をしかめた 。
フェロモンだろう 。
その時の俺は 、何となく及川を呼んでしまい 、あいつがαだった事を忘れていた 。
それがもう終わりだったんだろう 。
俺の初めては 、あいつに奪われた 。
ベッドからあげていた身体は押し倒され 、すぐに蕩ける様なキスをされた 。
「 っ…!?、ん、ッ、ふ、」
後ろに回された及川の手は 、器用に俺の項をすーっとなぞっていく 。
「 …ぁ、?!、」( びくっ、
本能的にやばいと思った 。
ここで項を噛まれると 、及川の人生が終わると 。
俺なんかのΩに 、及川は似合わないと 。
そして 、何故か残っていた力で 、俺は及川を押し退けた 。
「 っ!? 」
ヒート中は 、力が出ない筈なのに 。
何故 、及川を押し退けられる様な力が残っていたのか 。
正直俺には分からなかったが 、項を噛まれるのは阻止できた 。
その後俺は 、「 すまん 、帰る 」と一言だけ残して 、ふらつく足のまま家へと帰った 。
Next♡1000
いく事を願う…!!