この小説は一切ご本人様に関係ありません。
堅気組
後いっぱい。
⚠️暴力表現⚠️
わんく
z「…、」
最近、大先生が構ってくれへん。俺が大先生の所行こうとしても、大先生がシッマの所に行ってまうねん。どうにか気を引こうにも、無視される一方で話せる所か近くに向かう事も出来へん。どうしたものかなぁ…、そう思いながら俺は大先生の居る部屋を開ける。
ガチャ…
u「ぁ…、」
k「…ぇ、」
z「…は?」
俺は部屋を開けたと共に目を疑う様な光景を目の当たりにする。部屋の中には恋人繋ぎをしたシッマと大先生が俺の瞳に映る。は?どういう事やねん、これ。浮気か?また浮気なんか?それもメンバーって、何?俺の事嫌いなん?悪意あるようにしか見えへんのやけど。
u「ゾム…?勘違いせんでな、これは~…」
z「…、」
k「なぁ…大先生…やばない…?」
俺は大先生との記憶が走馬灯の様に怒りと共に込み上げて来る。大先生とした沢山のキス、何度もしたよな。何度も手も繋いだ、でもいつからかしなくなったよな。何度もハグもした…これも全くせんくなったよな。何度もセックスもしたよな、何度もえっちなキスも…何度も…、何度も、何度も、何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も。なぁ、大先生?
u「ぅ”ッ…ひぐ…ッ」
k「ゾム!!やめろゾムッ!!」
z「…、」
俺はいつの間にか大先生を殴っていた。でも、大先生が悪いんやで。こんな疑われる様な事しやがって、俺は悲しいで。悲しいし、苦しいし、辛いし、こんなにも怒っとんねやで。俺はシッマに抑え付けられとる両腕を振り払って、もう一発大先生を殴ろうと手を振り上げた時。
t「はいストップ~。」
r「それ以上の仲間割れは禁止やで~。」
u「ッぐす…ッぅ”…」
大先生の部屋にトントンとロボロが入って来て、俺等を止めに入った。シッマはトントン達が来たと同時にすぐに大先生に駆け寄った。俺は何度も大先生の顔を殴ったのか、大先生の口端には血が顎に掛けて流れていた。おまけに片目の目元は紫の痣が出来ていた。俺達はトントン達に連れられてメンバーの居るリビングへと連れて行かれる。
sha「えぇ?!何々?何があったん?!」
c「何があったんすか!?」
shp「えぇ…!?」
すぐに他のメンバー達が俺達の様子を見て駆け寄って来る。俺はリビングの真ん中にあるメンバー分ある椅子に座らせられる。一つ間を開けて俺の横に座る大先生。すぐにロボロが手当てしたのか絆創膏や包帯が巻かれていた。相変わらず大先生は涙を流して俺の方は見向きもしなかった。相当俺の事が怖いんやろうなぁ、急に殴りかかって…そら怯えるよな。俺は悪びれもせずリビングの机をボーッと見ていれば、紅茶が2つ出てくる。すぐに前を向けば、エミさんが心配した顔付きで俺らを見ていた。
e「何が…あったんです…?」
z「……。」
t「だんまりかいな。」
k「…ゾム、お前勘違いしとるやろ。」
勘違い?する訳ないやろ。俺の思う事が正しいんや、それにまた浮気したって疑われてもしゃーないやろ?こいつ浮気性やねんで?俺がそう思っていれば、シッマは俺が来る前の事を話してくれた。どうやらショッピと上手く行っておらず、少し大先生に相談していた様だった。…じゃあ、俺が勘違い男みたいになるやん。…恥ずかし。
k「…まぁ勘違いするよな。」
t「何や…良かった…そんだけの事かよ…。」
r「もぉ”心配したやんけ!」
ワシャワシャと乱暴に俺らの頭を撫でるロボロに俺はされるがままやった。大先生は少し身体をこちらに向ければ軽く頭を下げて来た。小さく、大先生が謝る声が聞こえた。それを聞いたと同時に、あんなに殴ってしまった俺がとても…とても情けなく思えて来て、涙まで出そうになった。俺もすかさず大先生に謝った。
z「おれもっ…ごめん…ッ。」
u「…ぁ…もう…泣くなよ~…笑」
そう言って大先生は俺にハグをする。それと同時に片手で俺の頭も撫でてくれた。俺は大先生の胸の中に顔を埋めれば、鼻の啜る音と共に俺は涙を流していた。皆は俺を囲うようにして、皆は俺に撫でたり言葉を掛けたりと…まるで俺を慰める会みたいになっていた。ほんまは大先生の方が辛い筈やのに…こんな情けない俺…自分でもびっくりやわ…。
u「…心配させたよな…、俺が浮気性やから…。」
z「……ごめん…、大先生…。」
u「もうええって…笑」
俺はメンバーの声は届いておらず、ただ…大先生だけの声が頭、耳…身体中に響いていた。俺はただひたすら謝る事しか出来ず…なんとも情けなかっただろう。…こんな俺を、許してくれ…大先生。
終わり。
ちょっと書いてみたかっただけです。流れに任せて書いたのでちょっと可笑しいかもしれませんが…。
では、次の投稿でお会いしましょう。
コメント
16件
すれ違い ッ … !!あとサラッと先後輩 () 堅気組ってあんま見かけなくて新鮮 … ! だけどだいすけ ッッ !!(?)
皆さん優しいですねぇ😭 ホントけーごさんいっつも天才ですね!!!✨️
(主)よがっだ…