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『病名は個性』




「 せんぱーい。遅いですよ 」

「 お前が早いのはたまたまだろ 」

「 言いますね。先輩 」

「 そういうのはいいから、害者は? 」

「 …それが 」

「 ん? 」

「 今回の事件?は、1人の男とこのカードが落ちていただけなんです 」

「 カード?どうせおもちゃなんじゃ…、 」

「 『今回はこの男の未来をちょうだいしました。この男の過去はそこについてるSDカードが教えて

くれます。では、またお会いしましょう。 PKST団』 」

「 …また彼奴らか、此奴、何したんだ?まずSDカードってなんだ?いや鑑識より先見てるわけ…

「 見ます?先輩も 」

「 …見てんじゃねぇかよ?! 」

「 いいじゃないですか。って、え?先輩、見てください 」

「 なんだよ 」


怪盗の手に入れた情報に期待は全くしていなかったが一応確認した


「 …、病気の研究?…なんだよこれ。此奴極悪人じゃないか 」

「 …PKST団の人達はこれを世間に公表するために今回の犯行に及んだんですかね 」

「 じゃあ、あの予告状もデマじゃなかったのか 」


2日前___________


「 先輩!!! 」


ガチャ


俺の後輩が焦ってドアを開けてきた


「 おい!ボロいんだから大切にしろよ? 」

「 あ、はい、すみませんっ 」

「 で?何かあったか? 」

「 そ!そうなんです!これです!! 」


後輩はそう言って俺に一つのカードを渡した


「 なんだこれぇ? 」


そのカードに書かれていた内容は


『2日後の深夜、1人の男の未来をちょうだいします』


「 はぁ?1人の男って誰だよ 」

「 わかんないです。書いていないんですよ 」

「 …じゃあ。デマだな。イタズラだ。イタズラ。 」

「 そうですかねぇ? 」

「 そんなお遊びは放っておいて早く行くぞ 」

「 あ、待ってくださいよぉー!、 」


この時はデマ情報だと思って気にも留めていなかった

まずPKST団は宝石を盗む手段だ。

普通にいえばただの怪盗だが、一目置かれている理由は

その宝石を盗まれた人はもれなく全員”何か”がある

前のやつなら、麻薬接種、他にも金の横領など

彼奴らが狙う誰かは全て悪である


___________


「 まさかと思ったが、此奴も何かあるんだな 」

「 …やっぱり私は、彼らは良い怪盗だと思います 」


後輩が俺に言う


「 良い怪盗も悪い怪盗もいねぇよ 」

「 …ですね、 」

「 まぁ、とりあえず、此奴を署に持って帰ってって取り調べだな。行くぞ後輩 」

「 わかりました!先輩 」


____________


カランコロン


扉の開く音がする


「 いらっしゃいませ 」


店内にはそんな声が響きわたる

ここにいる全員はまた

仕事か、と思った


「 本日の依頼は? 」

「 彼奴を社会的に殺して欲しくて 」

「 承りました 」

「 では、こちらにサインを 」


キュッキュッ


マジックペンの軽快な音がなる


「 契約完了です。 」

「 貴方達が本当にPKST団なんですか? 」

「 …いいえ、僕たちは、貴方と彼らをつなげる架け橋です 」


カランコロン


「 …また仕事ぉ? 」

「 あの子もまた敵とかいわないよね? 」

「 どうなんだトラゾー? 」

「 あの子はそんな雰囲気ないよ 」

「 …じゃあ、大丈夫かぁ、 」

「 警察の皆さんに届いたかな? 」

「 あぁ、俺の愛のラブレター? 」

「 何処が愛だよ。絶対警察むかついてる 」

「 はぁ?!尊敬しろよ。いつも奪ってばっかじゃないんだよなぁ。悪者からしか奪ってないよ 」

「 …確かにそれで警察も名をあげている感じですもんね 」

「 そうだ!しにがみの言う通り 」

「 まぁ、変なこと言ってないで、仕事しよ? 」

「 ですね。じゃあ、今回も情報収集から…、 」


そう言って俺らの一つの仕事が始まる

俺らを作った彼奴は今では警察官と仲良く暮らしているらしい

あの姉妹は何処か遠い場所に行って、苦しいんでいる人たちを救っているらしい

前の事件では色々なことがあったし、俺らの過去とかもわかった

でも俺らはまだ終わらない

この世の中にのうのうと生きている悪を懲らしめるために

今日も俺たちは任務を遂行する


「 よし、じゃあ、PKST団行くぞ!! 」

「 はい!! 」

「 うん! 」

「 了解!! 」


病気がなくたって俺たちには個性がある

病気しか個性がなかった俺たちはもう死んだ

今日からの俺たちは何もない俺たちではない

無力な俺たちではない

病気という束縛から解放された俺たちは

最強だ


『病名は個性』完


_____________


なんか、無理矢理終わらせた感がありましたね

すみません

やっぱりノベルは向いていないのかもしれないです

次回はノベルやめます。チャット形式でやっていきたいと思います

こんな駄作を最後まで見てくださってありがとうございました

最終回なので、まぁ、いいねお願いします

では、おつです

この作品はいかがでしたか?

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