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個人的なイメージなんですけど、どこの地方の四天王もなにかと団結力はありそうな気がする…
第二話 お手伝いさん
「ふぅ、こんなもんかな。」
もうかれこれ一時間ゴミを分別していたがやっと終わりそうだ。その次はゴミ袋を一旦玄関に置いて、服の洗濯だな。そっから次は……
「カゲツ……」
「おう!どうしたダイゴ、具合でも悪いのか?」
「ふふっ、別に何でもないよ」
「?」
さっきからダイゴの様子がおかしいのも変わらない。まぁ、とりあえずゴミを分別し終えたので玄関に置いて、それから戻って服を回収して洗濯機の中にぶちこむ!やっと大体のことが終わった。とても疲れたがまだやるべきことは残っているのだ。
「ダイゴ!飯は食えるか?」
「…そうだね、今なら何でも食べられる気がするよ」
「なら良い、冷蔵庫の中身借りるぞ…………って!?何も入ってねーじゃねーか!」
「うん、だって普段から自炊しないし」
「先に言っとけよ!俺は買い出しに行って来るから、お前は洗濯物を干しといてくれ」
「りょーかい」
そう言うと俺は勢いよく玄関の扉を開けて、一秒でも早く帰って来るために近くの商店街まで走った。目的の物を買い終えたのでまた走ってダイゴの家まで戻って来ると、ダイゴはちゃんと洗濯物を干しといてくれていた。そのまま手を洗って、包丁を握ると俺は料理を始めた。意外と自炊はよくするのだ!
テーブルに料理を運んでいるとダイゴが戻ってきたので椅子に座らせると、驚いたように目を見開いた。俺ってそんなに凄いのかな✨
「これ全部カゲツが作ったの?」
「そうだ!俺が作ったんだ、凄いだろ」
「見直しちゃったよ…」
「おい!失礼だぞ!」
「ふふっ、ゴメンね。ご飯作ってくれてありがとう」
「たっくよぉ、世話の掛かる奴だぜ」
そう言うと、ダイゴは無言でご飯を食べ始めてしまった。しかし、俺は未だに昔の癖が抜けずに大きな声で「いただきます!!」と、言ってしまった。うん、ハッッッズ!ダイゴも驚いた顔でこちらを凝視していた。
ダイゴの家が片付いたのは結局昼の3時だった。ダイゴも少し臭ってたから風呂に入らせたし。そろそろ帰る…ん?おかしい、俺はダイゴから何故そんなに痩せたのか聞くと言う目的があったはずだ。完全に俺の脳から抹消されていた記憶が蘇った。アイツが風呂から出たら、話を聞かなくちゃな!そう思いながら借りたエプロンをハンガーに戻しておいた。アイツがエプロンを持っていると言うことが一番意外かもな…
今回はここで区切ります!今回は前回よりも内容ゴタゴタになってもた…
早くミクリさんも出したい!因みにカゲツが作った料理は多分豆腐ハンバーグとかだと勝手に想像してる。
それでは閲覧ありがとう御座いました!