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第十話:『背徳の師弟』
九条の寝室の床は、二人の女忍びから溢れ出した情欲の証で濡れ、甘く濁った香りが充満していた。
強力なガスの余韻に浸る小夜の瞳は、もはや焦点を結ぶことができず、ただ激しい動悸に合わせて肩を震わせている。かつて戦場で死を恐れなかったその強靭な肉体は、今やわずかな空気の揺らぎにさえ、淫らな戦慄を走らせる「雌」の器へと変貌していた。
「……あ、……ぁ、……ふ、……はぁ……っ」
小夜は、自らの忍装束の胸元をかき毟り、剥き出しになった柔肌を床に擦り付ける。その隣では、すでに「完成」された猫である楓が、主人の命を待たずして小夜の肢体を這い回っていた。
「小夜先生……。先生の身体、とっても熱い……。大丈夫ですよ、すぐに先生も、わたしとお揃いになれますから……」
楓は小夜の耳元で甘く囁きながら、彼女の項に深く歯を立てた。小夜の口から、忍びとしての誇りを捨て去るような、情けない喘ぎが漏れ出す。
九条は、二人の「猫」が縺れ合う光景を冷徹な愉悦で見下ろしていた。その手には、楓のアメジストよりも一回り大きく、冷徹な青い光を放つ巨大なサファイアのプラグが握られている。
「小夜。お前は楓よりも強靭で、誇り高い。……だからこそ、その傲慢な肉体を屈服させるには、相応の重みが必要だと思わないか?」
九条が小夜の髪を掴み、強制的にその顔を上向かせた。理性の残滓で拒絶しようとする小夜の口内に、九条は容赦なく自身の指を突き入れ、彼女の意志を物理的に封じる。
「楓。先生の『後ろ』を、一番よく見えるように広げていろ」
「はい、ご主人さま……っ。喜んで……っ!」
楓は小夜の背中に乗りかかり、修行時代に小夜自身から教わった「封じの型」で彼女を床に組み伏せた。皮肉にもその型が、今は師匠の秘部を無残に暴き立て、主人の侵入を助けるために使われている。小夜の股間からは、ガスの毒によって生み出された蜜が止めどなく溢れ、楓の指を濡らし、床へと滴り落ちた。
「楓……っ、やめて、それだけは……あ……あぁッ!!」
九条は、震える小夜の窄まりへ、青く透き通ったサファイアの先端を押し当てた。
そして、躊躇なく——。
「あ、がぁああああああッ!!!」
小夜の口から、喉が裂けんばかりの悲鳴が上がる。
深々と穿たれた巨大なサファイアの楔が、処女同然に固く閉ざされていた粘膜を強引に押し広げ、内側の柔肉を無慈悲に蹂躙しながら最奥へと埋まった。
あまりの圧迫感に、小夜の瞳が白濁し、身体が弓なりに反り返る。逃げ場のない異物感。それが神経を直接逆撫でし、脳内を真っ白な快楽で塗り潰していく。もはや小夜にとって、自分が忍びであること、楓の師であることなど、どうでもよくなっていた。ただ、お腹の中を支配するサファイアの重みが、狂おしいほどに愛おしく、同時に恐ろしかった。
「いい。実にいい鳴き声だ。……さて、仕上げだ」
九条は、楓の首輪と小夜の首輪を一本の短い金の鎖で繋いだ。
二人は今、物理的にも鎖で結ばれた。そして、その鎖は二人の尻穴に埋まった宝石のプラグとも連動している。どちらかが身悶えすれば、その振動が鎖を通じて相手のプラグへと伝わり、互いの内壁を激しく抉り、擦り上げる仕掛けだ。
「あ……っ、楓が動くと……っ、先生のサファイアが、……っ、あ、あぁっ!」
「あ……あぁっ! 先生の鎖が……わたしのルビーを、かき回して……っ、にゃあ、にゃあぁああッ!!」
鎖が擦れ、金の音が響くたびに、二人の女忍びは同時に跳ね上がり、だらしない悲鳴を漏らす。互いの快楽が鎖を通じて共鳴し、増幅していく。楓は小夜の首筋に顔を埋め、小夜は楓の背中に爪を立て、互いに「もっと動いて、もっと中を抉って」と無言でねだり合う、壊れた獣へと成り果てた。
九条はその光景を眺めながら、極上のワインを一口含んだ。
「小夜、楓。お前たちはもう、里の駒ではない。……ここで二匹仲良く、俺の愛玩動物として、宝石の重みに喘ぎながら一生を過ごすんだ」
「……はい、……にゃあ……っ、ご主人さま……っ、……宝石、……だいすきです……っ」
「……ぁ、……あ……、ご主人、さま……っ、わ、たしの……サファイア、……もっと、……もっと……っ!」
二人の鳴き声が重なり、寝室には鎖の音と、理性を失った雌の睦み合いだけが、夜が明けるまで響き渡り続けた。
次回予告
九条が商談のために数日間、屋敷を空けることになった。
残されたのは、首輪と鎖、そして内側を塞ぐ巨大な宝石に繋がれた二匹の猫。
主人の手がない飢餓感と、動くたびに内壁を抉る宝石の重みに耐えかね、楓と小夜は互いの身体を貪り始める。
師弟の絆は、鎖が奏でる背徳の旋律にかき消され、二人は禁断の自慰へと耽っていく。
次回、第十一話:『不在の檻(二匹の睦戯)』