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#日常
寿命㌫(主)
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#日本嫌われ
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こういう所が、私の悪い癖である。
仏「…じゃ、!日本君も仕事疲れてるだろうし、もう僕たち行くね…!」
ばつが悪そうにフランスさんはそう言って、足早に去った。
英「なんか、すみませんね…では、、」
フランスさんを追いかけて、イギリスさんも行った。
何時ものイギリスさんだったら、そんなこと言わないのにな。
胸の奥で、少しざわざわする何かが強くなった。これが、”わだかまり”なのだろうか。
…私ももう帰ろう。
今日は何か、運勢が悪い日だったんだ。疲れてたんだ。そう心に決め、また歩き始めた。
───ソウやってまた自分にウソをつく気ナノ?
思わず足を止め、周りを見た。
しかし、周りの人は何時も通りである。何時も通りに歩いて、何時も通りの日常を営んでいる。
やっぱり、やっぱり今日は疲れていたんだ。そう、疲れてるんだ。
さっきの声は気づかなかったことにして、本当に、家に帰った。
日「今日は色んなことがありまくりでした…」
家に帰ってきて、辺りを見渡した。別に何処も変わっていない。何処も変わっていないのに、変わった気がしてならない。
鞄の中に手を入れると、あの本が顔を出した。自分で入れた覚えが無いし、そもそも鞄なんて持ってきていなかった気がするのに、何故か持ち出していた。
急に嫌な予感がした。
本を開いて一番最後のぺージを見た。奥付を確認しようとしたのだ。
奥付とは、発行所や発行年、著者などの情報がまとめて書かれている部分である。そこを見れば、この本が何時できたのか、誰が書いたのか分かるはずだ。
嫌な予感が的中してしまった。
奥付など、無かった。
この本は個人的に書かれたものであり、量産されたものでは無かったのである。
つまり、誰かが自分のため、あるいは身内等のために書いた書物が何らかのきっかけでリサイクルショップで売られ、それをイタリアさんが買ってきたという訳だ。
もしかしたらリサイクルショップに辿り着くまでに色々な人の手に渡ったのかもしれないが、事実から見るとそう考えられる。
では、何故印刷までしたのだろう。
身内の間であれば、手書きでも良かっただろう。
しかも一冊だけとなれば、表紙にボール紙を使っている点から見て、少なくとも3000円ほどはかかる。素人目でもそれは解る。
それだと尚更嫌じゃないか。わざわざそんな費用を使ってまで印刷をした挙句、表紙はぼろぼろなものの中身は状態が良い。あまり読まれなかったのだろう。
怖い。怖くなってきた。この本が自分の為に存在している気がして、手にとるのも恐怖に感じる。
…でも、気になった。
この矛盾が自分でも疑問に感じている。手にとるのも怖いと云ったはずなのに、手が勝手に動いた。
小刻みに震える手で本を持ち、栞が挟んでいる所から読み始めた。
『失敗した場合を考慮すればやるべきではない。しかし、それでも故人を取り戻したいと思う場合のみ、この儀式を執り行う。』
故人を取り戻したい。あの大切な父さんに、一刻でも早く会いたい。
その一心で文章を目で追った。
『執り行うのに必要なものは、大きく分けて二つある。一つは、己の魂を入れるための”依代”、もう一つは、己の非常に強力な”意志”である。』
“強力な意志”とは、根性論みたいな感じだが、何故か納得させられてしまう。
『依代は、質量が小さければ何でも良い。しかし小さければ小さいほど良いのではなく、丁度いい点、いわゆる当量点がある。
それが、河原の石だ。
河原などの下流にある石は、大きすぎず小さすぎず、当量点に当る。』
河原の石…か。
その石に自分の全てを任せられるかは、まだ分からない。
だけどそれで父さんが取り戻せるのなら、受け入れるしか、方法は無い。
コメント
5件
めっちゃ続き気になる()
え〜〜っと、まず言わせて!✨ 「ソウやってまた自分にウソをつく気ナノ?」のとこ、背筋ゾワッてした!!😱💦 日本くんの心の声なのか、それとも何か別の存在なのか…めっちゃ気になる〜! あと、奥付がない本の不気味さがじわじわ来る… 自分で入れた覚えのない鞄に本が入ってる描写も「えっ!?」ってなったよ😳 で、ラストの儀式の話で一気にオカルト方向に振れた感じがエモすぎて泣ける…! お~いお茶さんのホラー要素と心理描写のバセ加減、天才じゃない?🥺💕 次で儀式やっちゃうの!?展開早く教えてください…!!