rut「3人以外にも弟っていんの?」
ty「いえ…でも兄ならいます」
「ちなみに末っ子が僕です」
rut「…その兄ってさ 三燈ハヤト だったり?」
ty「!知ってるんですね」
rut「知ってるも何も、加賀美インダストリアルの社長だろ?!」
『マ?』
mnt「知らんかったんかい!笑」
加賀美インダストリアルとは、日本では結構有名な玩具会社で、ショッピングモールに売られている玩具は大体そこが製造元である。
なかなかに凄い人が兄だったとは…後で媚び売っとこ(
…『加賀美インダストリアル』、?
『そういえば、加賀美インダストリアルと○▲がコラボしたゲームあるじゃん?それ超好きなんだよね』
mnt「うぇ?!知ってんの?!」
『まさかお前も…!』
「『グッ』」
mnt「エタニ(エタニティ)好きに悪いやつはいない!」
「甲斐田、もちさん、愁くんいい奴だわ」
hr「あ、兄貴がそう言うなら…」
ty「えぇ…?」
まぁ収穫はそれっきりだったが、エタ二仲間が増えたという事で、俺と湊は夜通しエタニティの全エンドを何度も何度も周回したのだった。
(⚠️エタニティは実際には存在しないゲームです⚠️)
ー朝ー
『ねっむい……』
rut「ずっとやってたんだもんな笑」
あれから寝る暇もなく語り、プレイしていたため、マジでクソ眠い。本ッ当に眠い。
頭をガックリガックリと前後に振っていると、背中に重力がのしかかった。
mnt「しゅーうっ!」
『うおっ?!え、湊…?』
ふわふわした髪に濃い赤ピンクと紫のメッシュ。抱き着いて来たのは、正しく湊だった。
『なんで此処に…ていうか晴達は?』
mnt「ん〜?置いてきた」
『置いてきた?!』
rut「いいのそれ…」
mnt「別に、愁くんは悪いやつやないし」
「寧ろいい人!」
『…そっか』
湊達の元兄は、一体どんな奴だったんだろう。こんなにいい人を虐げたのには、理由があるんだろうか?
否、あっても無くても、少なからずは
『嫉妬』という感情があったのだろう。優秀な弟達と自分を比べ、劣等感を抱いていたのだろう。
『可哀想な奴 ボソッ 』
mnt「、何か言った?」
『いや 何でも』
『ねぇ湊』
『今の兄は、愁だから』
mnt「ッッ…!うん!」
俺はお前の思ってるより、酷いやつかもしれないけど
今は ただの兄 でいさせて欲しい。
rut「… 」
コメント
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フォロー失礼します!!めっちゃよかったです!! 続き楽しみです♪