第11話
予測していた自体
Hika Side
今までのメッセージが既読になった…
「ッ!✨…」
あんなに考えては、
もう高校卒業になっていた。
その日の夜だったのか…
将来のことなんて、
考えないでずっとTatuのこと考えてたな…
もしかしたら、
“卒業の日の告白とか来たりして笑…”
そうやって既読になって
楽しんでいる時間は
少なかった…
数秒後、
メッセージが来た
書き方的に
今のお母さんだろう…
「もう卒業しましたか?…」
「したと思い…
私は……○○○○」
俺はこの後から本当は読みたくなかった…
読みたいけど、
読めなかった…
だけど、
俺には
“読む”
の
選択肢しかないようだ…
続きには、
「私は……
“Tatu”から言われていたことを話そうと思います…」
ここで俺は、
**“予測していた自体”**が
起きた気がした…、
明らかにTatu本人から連絡しないことは
怪しい…
でも、
次の文 が
俺の嫌な考えを
確信づける道具のように
押し寄せてきた気がした……
NEXT
今までの思い愛…
短くてすいませんっ…
コメント
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続き楽しみです!