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注意報出しときますねー
(朝。万事屋。銀時がいつになく穏やかに新聞読んでる)
神楽「銀ちゃん、今日も砂糖ばっか食ってるネ」
銀時「うるせぇ、甘いもん食ってねぇと気持ちが落ち着かねぇんだよ」
新八「最近、銀さんなんか穏やかですよね?怒鳴り声減ったっていうか」
神楽「確かに。彩音にだけ優しいアルな」
(ニヤニヤ)
彩音「はぁ!? いや、別にアタシだけとかじゃ——」
銀時「おいおい、俺が誰に優しくしようが俺の勝手だろ?」
(ド直球)
彩音「……っ」
(ちょっと赤くなる)
(場の空気、気まずい)
神楽「あーコレは来てるネ!恋の病ネ!」
新八「神楽ちゃん、診断早すぎるよ」
(その日の夜、万事屋に依頼人が来る。内容は「恋文を渡してほしい」)
しかし、依頼の相手は彩音の知り合いの男。しかも昔好かれてたヤツ。
依頼人(青年)「……俺、今でも彩音さんが忘れられないんです」
銀時「……(目が半目)へぇ、そりゃまた、厄介な依頼だな」
(妙に低いトーン)
神楽(小声)「銀ちゃんの顔、やべぇネ……」
新八「嫉妬……してる……⁉︎」
(彩音登場)
彩音「依頼って何?」
銀時「……いや、なんでもねぇよ。甘ったれた恋文なんか届ける暇ねぇからな」
彩音「え?」
青年「え!?」
銀時「お前もさっさと次いけ。いつまでも“過去”にすがってんな」
(静寂。
青年が立ち去り、彩音は無言で銀時を見る。)
彩音「……何、勝手に突っぱねてんのよ。」
銀時「……知らねぇよ。気に入らなかっただけだ。」
彩音「アンタ……まさか嫉妬でもしてんの?」
(挑発気味に笑う)
銀時「……してたらどうする?」
(真顔)
(彩音、思わず動揺。拳を握る)
彩音「……殴る。」
銀時「だろうな。」
(でも少し笑う)
(お互い、少し照れた沈黙。
外では雨が降り出す音だけが響く。)
(夜更け。神楽と新八がふたりを覗き見ながら)
神楽「なんだよアイツら、結局ラブコメやってるネ」
新八「まあ、あの拳でツンデレは反則ですよ……」
ひゅーひゅー
いつこの人たちはくっつくのやら