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#不定期
れな ♪
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柚華-유화@受験生低浮上
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みーさん、第8話読みました。主がアモンに心を開いていく過程と、それを聞いてしまった他の執事たちのそれぞれの反応が生々しくて、胸が締め付けられました。特に「アモンが最初に気付いてくれた」という主の言葉に、順番じゃなくて「その人でなければならなかった理由」がちゃんとあって、切なかったです。ボスキの焦りも伝わってきて、この先どうなるんだろう…続きが気になります。素敵な物語をありがとうございます🌷
他の執事達はというと─
ボスキは主とアモンのキスに驚き、しばらく動けなくなっていた。すると、寝室から主とアモンの話し声が聞こえた。
『…アモン、私の事抱いて…忘れさせて。思い出したくない。怖いよ…アモン、助けて…』
ハウレスとフェネスとボスキは何が起きているのか全く分からず、主の言葉を疑った。
(あ、主様!?今、 何を…)
(え!?…主様はアモンの事が好きなの…?)
(はぁ!?おいおい何がどうなって…)
3人は寝室に行った主とアモンの事が気になり、聞き耳を立てていた。すると、
『っん、ぁっ…あ、ハァっハァ…アモンっハァ…』
(そんなに色っぽくて甘い声を…)
(ちょっと待ってよ!これ耐えられるかな…)
(◯◯のやつすげぇ色っぽい声出すな…)
『っんぁああ!』
アモンが一気に主の中に入れた時の声を、3 人は恥ずかしくなりながらもしっかりと聞いていた。
『ぁ、アモンの大きくて気持ち良い…んぁ!まだ、大きくなるの?ハァハァっアモンっ我慢しないで、ハァ私の事を好きにして、お願い…』
(俺達は、どうすれば…)
(もう俺は無理です!)フェネスは恥ずかしさに耐えられず、両手で顔を隠しつつもなんだかんだで全て聞いていた。
(◯◯のやつすげぇ煽るな…)
『俺の事、散々煽ったんすから責任とって下さいっすよ?抱き潰すだけじゃぁ俺の気が収まらないっす。っハァ…俺との子供、産んでくれるっすか…?』
ハウレスとフェネスとボスキは子供という言葉に反応し、主とアモンは避妊をせずに行為をしている事を知った。
アモンが主の中にたくさん出した後の、動く度に液体が空気を含みいやらしい音を立てているのが僅かに聞こえた。
主とアモンが寝室でどういう風にしているのかが会話と声で何となく分かってしまい、聞きたくなくても聞こえてしまっている状態だった。
最初こそ主とアモンが体が重ねる事だけの驚きの感情だけしかなかったものの、今は男として疼くものがあった。 そしてボスキだけが何処かへ行ったと思ったら、お手洗いに行っていた。
ボスキの頭の中で主の声が響いていた。
『っん、ふぅ…んっん、っんぅん…』
『ぁうっハァっんぅ゙っ!んっぁハァハァぁぁ゙っ』
ボスキは自身の硬くなっているものを左手で包み込み、最初はゆっくりと上下に動かし出した。そして、徐々に早くなっていった。
(もし◯◯と俺が体を重ねる事があったら、今日と同じように気持ち良さそうな声を出すのか…?)
ボスキはそんな風に思いながら、主の事を想像しながら、快楽に浸っていった。ボスキは主の淫れた姿を想像したり、自身のものを入れたらどんな風に善がってくれるのだろうかと考えたりしていくうちに、ボスキは自身のものからあたたかいものを全て吐き出した。
そして、何度も体を重ね合う音と主の甘美な声を、ハウレスとフェネスとボスキは終わるまでずっと聞いていた。
†††
主とアモンの行為が終わったのであろう、何も音がしなくなりただ部屋がシーンとしている時誰も何も出来ない状態になって居たが、 ボスキはソファーに座り、そのまま横になった。
「俺は寝る。…出すもん出したらスッキリしたわ。」
ボスキの発言にハウレスとフェネスは顔を赤くしたが、 ボスキは気にせず欠伸をし、自身の燕尾服の上着を体に掛け寝始めた。
すると、すぐに寝息をたてて居るのを見たハウレスとフェネスは俺らも寝ようという事でソファーを背もたれにし、ラグが敷いてある所に座り寝入った。
深夜─
「っん…」
主は目が覚めてしまい、飲み物を飲もうと体を起こそうとするがいう事をきかなかった。
「…アモン。起きて欲しいの。」
そう言いながら主はアモンの体を揺すり起こそうとしていると、寝室の扉が開いたので主は体をビクッとさせた。
「あ、主様…いかがなさいましたか?」
ハウレスが扉を開け、戸惑いながらも主の伺いを立てていると、アモンが起き出した。アモンはハウレスを見た瞬間、寝る前の行為を思い出し視線を逸らした。
(気まずいっす…この様子だと全部聞こえてそうな感じだし、)
アモンがそう思っていると─
「飲み物が飲みたかっただけなの。」
主がそう言うとアモンは主を横抱きにして、キッチンに連れて行こうとするとハウレスに止められた。
「…アモン。話があるんだが…」
アモンはやはり聞かれたか…という顔をし、主をキッチンに連れて行った後にという事にしたのだが、主にも話があるという事で取り敢えずは主に飲み物を出してからという事になった。
主はお茶の入ったカップを片手にベッド脇に座り、その横にアモンが座りその横にハウレスが座った。
主がまたパニックにならないように気を付けながら、アモンは知っている全てを話した。その話に付け足すように、少しずつ主は話した。
アモンもまだ知らなかったトラウマの根源である、主の父親の事をゆっくり話した。
「私の事を父なりに愛してくれてたのかもしれない、けど…私は父から愛情をあまり感じる事は出来なかったの。
結果を残しても、先生の娘としての評価をされる。何処にも私の場所がないように感じちゃったの。
たまに愛情は感じてた事はあったよ?学会で私の事を連れて行ってもらって色んな人とのコネクションとか作ってくれたり… きっと父なりに…私の事を…」
苦しい。怖い。息が…出来ない。主はだんだんと、心を死神に壊されていくような感覚に陥った。
その時─
アモンは主の手を握り締めた。
「…もういいっす。今は、ゆっくり休んで下さいっす。今日は確か仕事っすよね?…行けるっすか?」
「…行かなきゃ、患者さんが待ってる。」
主は空のカップをサイドテーブルに置きベッドに中に入ろうとすると、アモンのものがドロっと出て来る感覚があり、つい声が出てしまった。
「っん、」
その声にハウレスは顔を赤くし、アモンとの行為の事を思い出した。アモンも自身との行為を思い出し、その事を上手くはぐらかす事が出来たと思ったがそうはいかなかった。
「アモン!主様の過去は分かったが、アモンと主様の関係の事はまだ…その、何も聞いてない。…いや、聞こえてはいたんだが…」
ハウレスは昨夜の行為の事を思い出し、今度は顔を真っ赤にした。アモンと主も、やはり聞かれていたのかと思い恥ずかしくなり視線を逸らした。
「…ハウレス、アモンは何も悪くないよ?昨夜は、アモンが私の事が好きって事を私が利用しちゃっただけなんだもん。」
いつの間にか起きていたボスキはその事を聞き、主の事を抱き締めに行った。
「…じゃぁ俺でも良かったんじゃねぇの?今度は俺の事も利用すれば良い。…そうすりゃぁ気持ち良くさせてやるよ。」
主の髪を軽く手で梳くと、額に軽くキスをしながら、主の体を優しく撫で始めた。
主は昨夜のアモンとの事もあり、体が敏感になっているせいかボスキが優しく触れる度に甘い声を出してしまっていた。
「っん、ボスキ…ねぇ?待って…っん!」
「…そのわりには反応良いんじゃねぇか?」
アモンとハウレスは呆気にとられたが、このままで良いわけがなく、アモンとハウレスのおかげで主とボスキは離された。
「俺は納得いってねぇ。…フェネス!起きてんのは分かってんだよ。おおかた、◯◯がキッチンに行った時から起きてんだろ?」
フェネスは観念したのか、気まずそうに起き上がり寝室の方にやって来た。
「あ、あの、主様。ボスキの言う通り、ただ好きという好意を利用しただけと言うのなら俺らにも、その、可能性が存在するという事になってしまいます。
アモンでなければならない理由が、…その、あったりするんですか…?主様は、えっと…アモンの事が好き…なんですか?」
フェネスの言い分は、至極ごもっともな意見だった。アモンじゃなければならない理由がなければ、他の執事達にも可能性は存在してしまう、何故アモンに惹かれたのか…
『ボロボロになるまで頑張らなくて良いっす。辛かったっすね…◯◯さんは本当によく頑張ってるっすよ。
こうして生きてるだけで十分凄い事っす。だから、これ以上自分を追い込まないで下さいっす…◯◯さんは1人じゃないっすよ。俺はいつだって◯◯さんの味方っすから。…大丈夫、大丈夫。今はゆっくり休みましょう?』
『…俺が守るっすから。もう、我慢しなくても良いっすから。』
主はアモンの言葉が頭に浮かんだ。
「…アモンが最初に私の事に気付いてくれたの。アモンが最初に私の心の傷を癒やしてくれたの。それだけじゃ、駄目かな…?」
ハウレスとフェネスとボスキはしばらく黙っていたが、ボスキは嫌だ!と言い放った。
「…俺だって、◯◯の事を癒やしてあげてぇって思ってんだよ。…◯◯にとって、順番ってのはそんなに大切なのか?」