テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
めめいわ
目黒→「」
岩本→『』
渡辺→【】
目黒side
【あ、めめじゃん】
「ん?あ、しょっぴー、撮影?」
【そうそう、スタジオ1個向こうだけど。めめも?】
「うん、そう」
【…もう1個ボタン閉めた方がいいんじゃね?】
「え、なんで?」
【あの…ちょ、耳貸して】
キョロキョロと周りを見渡したあとそっと彼の手が俺の耳元に添えられて顔が近づいてくる。ちょっと身長足りてないから足を曲げたら気付かれたのか空いてる方の手でバシッと肩を叩かれた
「いてっ、何?」
【キスマ、見えてる】
確かにそれは周りに聞かれちゃまずいわ。持っていたスマホの画面を消して反射で確認してみると画面が暗いせいでわかりにくいけど微妙に跡らしきものが見えた
「この…ここにあるやつ?」
【それ、写ったらアレだろ】
「全然アウトだね」
しょっぴーが万が一写ってしまったとき目立たないようにとコンシーラーを塗って、念のためにファンデ重ねて結局パウダーまではたいてくれた。その結果無いも同然くらい馴染んでる
「すご、ありがとう」
【いーよ、慣れてっから】
「慣れてっから、?」
【…いや、こっちの話】
「…しょっぴーも大変ですね」
【…まあな、、あとポリネシアンするなら気を付けろよ。どっちもタガ外れるから】
「えっ、シてるの知ってた?」
【いや知らねえけどそんな感じした笑 今何日目?】
「今日5です」
【やば。照のためにも早く仕事終わらせて帰ってやれよ笑】
その日に撮れた写真はどれもいつもよりえろい表情をしてたとかしてなかったとか
______________________________________
岩本side
目茶苦茶収録が巻きで進んで早めに帰ってこれたから家で一人彼の帰りを待つ。暫く帰ってこなさそうだし風呂でも入ろうかと思うとスマホが誰かからの通知を告げた
「”今から帰るね、コンビニ寄ろうと思ってるんだけど何か要るものある?”」
『”んや特に無い、ありがと”』
『”待ってるから早く帰って来て”』
送信して、すぐ取り消した。思わず本音が漏れてしまったけどこんな束縛みたいなことして嫌われたくない。嫉妬深いし案外寂しがりなのは自覚しているけどその分気を付けてもいる。のに、なんか滲み出てしまった
『はぁ…風呂入ろ』
その30分後くらいに彼が帰ってきた。風呂自体は20分程度で済ませてしまったから間の10分間がなんか苦しかった
「ただいm」
『おかえり』
「…?!え、何、」
彼が玄関に入ってきた瞬間引き寄せて抱き締めて、鍵を閉める。状況が飲み込めず狼狽えているようだけれどそんなの此方としては関係ない。玄関先だというのにも関わらず体重を掛けて半ば無理やり押し倒してキスをした
「…っちょ、待って待って、!」
『むり』
「だーめ、今俺汗臭いから」
『全然臭くないし』
「いや臭いのは臭いでしょ」
汗かいてるのは事実だけど別に臭いとか思わないし。ライブとかで散々汗かいてるとこ見てるし近くにいるんだからもうなんも思わないよ
「んー……5分、5分だけ待ってくれない?」
『やだ』
「5分だめ、?」
『…3分で上がってきて』
「わかった頑張る」
3分だけ時間をあげた。ウルトラマンとかカップ麺みたいな時間しかあげてないけど大丈夫かな
______________________________________
目黒side
目茶苦茶急いで風呂入って上がって超テキトーに髪を乾かしてダッシュで寝室に行くと枕が吹っ飛んできた
『遅い、5分待った』
「ごめん、」
『いっぱい愛してくれなきゃ許さないから』
「それは任せて、寂しかったんだもんね?」
『…え』
あ、やば。通知来てすぐ確認したから取り消されたメッセージ見たこと言っちゃった。まあ可愛かったし次こういうことあったとして消してほしくないから言ってよかったかなぁ
『見たの?あの消したやつ』
「うん、だから爆速で帰ってきた。それでも30分もかかっちゃって、ほんとごめんね」
『んやいいけど…』
こうやって会話をしている間も彼は落ち着けないようで軽くベッドシーツを握りしめている。拗ねた子供みたいで可愛い
「ま、そんなことより早く抱かれたいんだよね、照くんは」
『…悪い?め……蓮、に、触れたいけど触れられないからずっと我慢して待ってたんだけど』
可愛らしいことを言いながら唇を尖らせる彼にそっと口づけを落として優しくベッドへ押し倒す。手を握って、何度も口付けを繰り返して、お互いの服に手を伸ばして
「…器用になったね」
『そりゃ蓮の動きずっと見てたらわかるようにもなるよ』
互いに肌が外気に触れるようになれば俺はすぐに彼の後孔に手を伸ばす。四つん這いになって貰ってから潤滑剤を少しだけ手に出してそれをまとった指を侵入させるとなんか柔らかい
「…ん、?」
『あ、それね。』
「なんか柔らかいと言うか…」
『今日絶対するってわかってたから。…仕込んでみた、』
きゅ、と締め付けてくる中を拡げるように2本の指を縦に開いてみると暖かいとろとろした液体が少し零れてきた
『いつでも挿れれるように、その…早く蓮と繋がりたかったから、』
こんなに煽られると思ってなかったしここまで我慢できなくなるものだとも思っていなかった。彼のこともポリネシアンセックスのことも、舐めていたようだ
「お望み通り、照くんが今一番欲しいものあげるね」
既に完全に屹立している自身を彼の孔へ宛がうとすんなり飲み込んでいった。全て受け入れきればおそらく意図的にきゅうきゅう締め付けてきていて何とも愛らしい。まあこれから30分動いてはいけないらしいからこれに30分間耐えなきゃなんだけど
『…っぁ”、♡は、ぅ…めめ、♡♡ぁ、れ…ぇん、♡』
「…ッ、何、?」
『やばい、きも、ちぃ、♡ぁッ…うぁ、…ッ好き、♡』
「…あんま煽んないで」
『っ、…は、ぁ…蓮は、さぁ…ちゃんと俺のこと好きでいてくれてる?』
「そりゃそうでしょ」
『…ふ、ぁ、ほんと?』
「ほんと。大好きだよ、世界一好き。だから今日は目一杯俺に愛されて?」
『…ッんっ、うん、♡ッあ、待って動かな、…♡』
残念ながら30分待てず10分そこらで動き出してしまった。時計置いてたしどっちかが我慢できなくなったらもう片方で止めようって言ってたのにどっちもダメだった。けど、待ってって言われたから一瞬止まってみるとすぐ文句を言われた
『ね、何で止めんの、』
「動くなって言ったじゃん」
『は、ぁ、?こんな、奥…寂しくしといて、そっちから止めるのは違うでしょ』
「何その可愛い理由、奥寂しいの?」
『…奥、まで、蓮の欲しくて、もう俺一人じゃどうにも出来ねーの、だからちゃんと動いて、』
「ふは、勿論」
その後は死ぬほど盛り上がったせいで喘いでも泣いても、トんでも止まらなかった…というか、止まる気がなかったとか
______________________________________
岩本side
腰が、とかじゃなくて身体中バキバキで痛い。いや痛いというか普通に動けない。普段の事後の比じゃないくらいには酷い鈍痛だった。なぜか喉は生きてて不思議な感じになってるけど
『…マジでバカ、』
「…ごめんなさい」
『今日一日?』
「全力でサポートさせていただきます」
何から何まで頼んで、甘えまくった末に風呂場でまた襲われた。三日間接触禁止で許すことにした
コメント
1件