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低クオ➡︎
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蓮side
7年後
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ーちょっと待ってー
ー行かないでー
ー置いていかないでー
“またね”
“大好きだったよ”
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蓮「はッ…」(飛び起き)
蓮「夢…」
25歳になった俺は.今でもあの頃の彼女.
18歳の頃の彼女を思い出す.
時々夢に見るんだ.
彼女が俺を置いて行ってしまう所を.
あの頃の夕焼け.俺達を引き裂いた夕焼け.
あの光景は今でもくっきりと覚えている.
彼女にまた会えたなら.
後日.学校で話そうと思い彼女のクラスへ
行った.
先生や彼女の友達によると.
“居なくなってしまった”
まぁ、正確に言えば転校した.
が正しいんだけどね笑
あれから.俺は彼女を一度も作っていない
あの頃の彼女を忘れられないから.
いい感じになった女の子はいるものの.
みんな、顔や皆に自慢できるから。 らしい.
一時期.俺の存在意義はあるのか.
と毎日思うことがあった.
こんな時に彼女が、柚乃が居てくれたら.
いつもの太陽のような温かさで
安心させてくれるのに.
一度.彼女とそっくりの女の子と仲良くしていたことがあった.だけど、やっぱり何か違う.外見じゃない.きっと中身.
彼女と全く同じ人間は居ない。と
自分に毎晩毎晩語りかけていたんだ.
朝の珈琲を飲みながらニュースを見る.
これが俺の日課.
今日は天気がいいし散歩に出ようと思う.
愛犬を撫で少し遊ぶ.この子は俺が彼女
と別れた少しあとに飼い始めたんだ.
凄く人懐っこくて.謎の安心感があって.
小さい体.
何処と無く柚乃に似ている.
彼女に振られ、生きる気力を無くしながら
フラフラと立ち寄ったペットショップで
一目惚れしたんだ.
愛犬と10分程遊び.出掛ける準備をして
玄関の扉を開ける.
馴染みのある道をなんとなくで.気分で
進んで行く.
“あの道”
そう、俺が彼女に振られたあの道を
歩いていた.
前から一人の女性が歩いてくる.
とてもスタイルがいい.
何処か既視感のある女性だ.
横を素通りする彼女を少し目で追った.
彼女が横を通る際.
ふわりと.馴染みのある.
“金木犀の香りがした”
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ー終ー
多分気分で続編描きます!
これハッピーエンドなので
私が描きたいから!バッドエンドも描きます^^
自己責任でみてくださいね?!(・ω・三
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