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コメント
1件
読みました〜。妹ちゃんが突然「姉と別れてください」って言いに来る展開、めっちゃ気になる始まり方ですね。主人公が全然心当たりなくて困惑してるのが伝わるし、妹のシスコン具合もなんか重くて好きです。この後どうなるんだろう…続きがすごく気になります。投稿ありがとうございます、ゆっくり読ませてもらいますね🖤
ピンポーン。インターフォンが鳴る。
誰だ?
ピンポーン。
あれ?誰もいないのか?
仕方なく短パンを履いて下りていく。
「はーい」
玄関を開けると見知らぬ女の子が立っていた。
「え〜と…由妃のお友達?あいつ今いないみたいなんだけど…」
「違います」
低めなハスキーボイス…なんか怒ってる…?
「違うって…じゃあ、家を間違えてるかな?」
「…さとしさんですよね?」
俺の名前…?
「あぁそうだけど…誰かな?」
「今、誰もいないんですよね?上がらせてもらってもいいですか?」
「えっ…?」
誰かはわからないが自分に用がある…のか?
玄関先で話しているのもご近所の手前よくなさそうだし、仕方なく家に上げることにした。
リビング…?自分の部屋?少し迷ったが何か込み入った話なら自分の部屋の方がよいかと、2階に案内することにした。
しかし…どんな用なんだ?少し怒っているようにも見えるし、穏やかな内容ではないのか…?
全く思い当たりがない。
部屋に通し、座布団を用意する。
座卓を挟み対峙する。
年の頃は由妃と同じくらいか?
大きめのシャツにスカートという格好で、いまいちわからないが年下であることは間違い無さそうだ。
「えーと、それで話というのは…」
相手が話し始めないのでこちらから切り出す。
「率直に言います。姉と別れてくれませんか?」
面食らった。別れる?姉とは一体誰のことを言ってるんだ?自分には彼女はいない。
「別れてくれって…まずは説明してもらってもいいかな?君は誰で、自分は誰と別れなくちゃいけないんだろう?」
「ぼ…私は石井、石井ゆうきです。姉は亜衣です」
石井の妹…俺が石井と付き合ってると思ってるのか…とりあえず否定してもあれだし話を合わせておこう。
「石井の妹さんか。で、どうして別れて、なんて言うのかな?」
「姉は、あなたと付き合ってからいつもデートばかりでうちに帰るのが遅くなりました。全然私と遊んでくれなくなったんですよ!」
シスコンか?そんな毎日遊んでないけどな…
ただ遊ぶ時はその…あまり人には言えない遊びをしてるのでなんとも言えない。
「これは石井…あいさんも承知のこと?」
「姉には言えるはずないじゃないですか!だからあなたの方から別れてもらいたいと、こうして来たんです」
「でも俺が別れるって言ったら間違いなく理由を聞かれるよね?俺は正直に君に言われたって言うけど?」
「それは…なんか上手いこと言って下さい!」
めちゃくちゃだな…
「それで俺がわかった、と言うと思う?」
「言ってくれないんですか?」
「俺にメリットがないよね」
悔しそうに唇を噛んでいる。
「…明日も会うんですよね?」
明日?そうだ、明日はまた…新しくいいシチュエーションを見つけたとかで確かに会うことになってるな。
「なんで知ってるのかな?」
「…姉の手帳に書いてありましたから」
手帳まで覗き見てるのか…変なこと書いてないよな…?まぁ書いてあったらもっと大変な感じで来てるか。