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病院__
うぇ…眩しい…ん?
あれ、私赤ちゃんになってんじゃん!
転生ってそこから!?
…てことはこのめっちゃ綺麗な人が私のお母さんってわけか。
え、私のお母さん、私が女だって知ったらすっげー顔しかめたんだけど。
あーはいはい。男の子をご所望でしたか。面倒くさい幼少時代になりそう。
__18年後年後
『はぁ…私の親何なん!?私だって生まれたくて女に生まれたわけじゃないし!』
「お嬢様、朝食をお持ちしました。」
『あぁ、有り難う。お父様とお母様は何て?』
「朝食が終わり次第居間に来い、との事です。」
『うげー…めんど…。』
あ、ちなみにこの人は私の使用人で唯一の理解者。
齢は16歳で、何かそこそこ有名なとこの出らしい。
居間___
『何用でしょうか。お父様、お母様。(この喋り方めっちゃ疲れる…。)』
「紗雪、お前ももう18歳だろう。そろそろ婚約者を紹介しようと思ってな。」
『はぁ。(婚約者~!?ふざけんなし!せめて恋愛の一つや二つくらいさせろや!)』
「あぁ、この明海家と仲の良い”稲荷家”の稲荷翔くんがお前の婚約者だ。」
『……。(誰やねんそいつ!嫌だよ、顔も知らない人と結婚するのは!如何しよう…。)』
「紗雪、それで良いかしら?」
『(拒否権あったらとっくに断ってるわ!何か良い方法は…あ!)あの、お父様。』
「何だ。」
『私、恋人が居ますの。』
「何だと!?何という名だ!」
『えぇっと…な、中原中也です!(ごめん中也!)』
「そうか…そいつを一か月後に連れて来い!それで相応しいか判断する!」
『はい。(マジか!まぁ、来ると思ったけど…。)』