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帰り道。
手を繋いで歩く。
『こうやって帰るの久しぶりだねぇ』
シラブ「そうだな」
19時を過ぎると夕日の色が雲に移り綺麗なオレンジになる。
『綺麗〜〜〜』
だなんてはしゃぎながら写真を撮る美樹。
最近まで、避け合ってた関係とは思えないほど。
いつも通り、美樹はよくしゃべる。
それに俺が返事をする。
ああ、久しぶりだな
やっぱり好きだなぁ
今日、あんなに大勢の前でキスをすることになるなんて思ってもみなかったが逆に良かったと思ってる
美樹の周りの悪い虫共がいなくなって万々歳だ
…
今日まで、俺が本当にセッターでいいのかとか色々考えていたけれど
美樹が『優秀なセッターだ』って言ってくれた時からふわっと心が軽くなった
…
よかった、
思わず顔が綻ぶ。
それを美樹は見逃さなかった
『ああ〜!賢二郎、ニヤニヤしてる!なんで!?
なんか変な事考えるんでしょ〜』
と美樹は言う。
シラブ「考えてねーよ」
考えてるよ
お前にもっと触れたいよ