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#有栖川帝統
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十四🌖「…!?昼っす!」
幻太郎📚「思いの外早かったですねぇ。
ペナルティが下される前に、会議室へ急ぎましょうか」
《会議室》
一郎1️⃣「…揃ったみたいだな」
三郎3️⃣「……いち兄、このままじゃ会議が進みません。進行するリーダーを決めませんか?」
一郎1️⃣「そうだな。今回の会議は三郎を白判定として行わせてもらう。
進行のもと頼んだぞ、三郎。」
三郎3️⃣「…!はいっ!」
三郎3️⃣「ええと、ひとつ確認したいことがあります。
情報等捜索の際、1番手、2番手、3番手のチームで調査していた事に間違いは無いでしょうか?」
全員🎤「はい」
三郎3️⃣「…わかりました
まず最初に、1番手の方から。
医務室を調査していた。
この事に間違いは無いですか?」
1番手「はい」
三郎3️⃣「それなら良かったです。
一人一人に聞きます。
まずは一郎さん。
情報の元になるもの、見つかりましたか?」
一郎1️⃣「……俺の方は特に見つけることは出来なかったです。 」
三郎3️⃣「…そうですか
一郎さんからの情報は無し、ということで宜しいですか?」
一郎1️⃣「はい。」
三郎3️⃣「では次。
左馬刻さん。
何か情報の元になるものは見つかりましたか?」
左馬刻🐴「俺様も特にねぇよ。 」
三郎3️⃣「なるほど。
ゲームの開始直後、″ルールの改正などが入っているかも″と仰っておりましたが、それに関する情報などは無かったでしょうか?」
左馬刻🐴「……それなら、この本を見やがれ。
ルールのアナウンスとは少しちげぇものが書かれてる」
三郎3️⃣「ありがとうございます。
こちらは夜時間に僕らの方でまとめ、明日の会議に持ち越させていただきますが、宜しいですかね?」
左馬刻🐴「大丈夫だ。好きなだけ持ってってろ」
三郎3️⃣「許可の方頂きありがとうございます。
では次。乱数さん。何か情報はありましたか?」
乱数🍭「えっとね〜……
あっ!ボクは寂雷と一緒にお話してもいいかな?」
三郎3️⃣「そちらの方が宜しいのであれば、そちらでよろしくお願いします」
乱数🍭「ありがとっ!
じゃあ、寂雷が最初お話してくれるっ?」
寂雷💉「了解しました。
まずは、**1つのチームだけどちらがニセモノかわかる薬**の話をしましょう。
少々長話になるかもですが、宜しいですか?」
三郎3️⃣「こちらの会議には制限時間はありませんので、皆様がわかりやすいような情報を程よくお願い致します。 」
寂雷💉「ありがとうございます。
ええと、こちらの薬は空却くんと簓くんが見つけてくれた本の中に詳しい場所が書かれていました。
その場所の棚を開けると薬が入っており、1つのチームの2番手、3番手に飲ませると反応が出て、どちらかわかるようです。
そして、その薬は現在飴村くんが所持しております。
間違いないですか?飴村くん。」
乱数🍭「うん!合ってるよっ! 」
三郎3️⃣「なるほど。そちらは使い方には十分気をつけないとですね。
情報はこちらで以上ですか?」
寂雷.乱数「はい」
三郎3️⃣「…ええ、では次に、空却さん……と言いたいですが、
お話を聞く限り、簓さんと行動をしていたようですが、こちらに間違い無ければお二人でどうぞ」
空却📿「ああ、間違いねぇ。じゃあ拙僧から先に言わせてもらう。
見つけたのは″さっきの本だけ″だ。
簓もそうだ。
そうだよな?簓。」
簓🎋「ああ。間違いないで。 」
三郎3️⃣「1番手の情報はこれで以上となります。
こちらの情報は誠実な物だと判断させていただきます。
いいですか?」
1番手「はい」
三郎3️⃣「会議が長くなってしまった為、本日はこれで会議を終了致します。
2番手の情報についての会議は明日へ持ち越します。
それまでの間、1番手は新たな情報を。
2番手、3番手は情報の整理をしておくようお願い致します。 」
全員🎤「はい」
三郎3️⃣**「……ゲームシステムに命じる!**
今、この時間を持って会議を終了する!!」
???「会議を終了致します。
夜時間まで、ごゆっくりお過ごし下さい。」
一郎1️⃣「……三郎!良くやったな!」
三郎3️⃣「あはは…このくらい、へっちゃらですよ!」
一郎1️⃣「三郎、左馬刻のあの本の件と、3番手での調査があるだろ?
俺が本の件はまとめておくから、お前は調査行ってこい。
お前がいればみんなも安心すんだろ?」
三郎3️⃣「ありがとうございます!!僕が皆のお陰になるのなら、前進して頑張れます……!」
一郎1️⃣「夜時間になるまで行ってこい!」
《会議室》【担当:3番手】
帝統🎲「……三男坊。他に部屋なんて沢山あんのにここにしたんだ?」
三郎3️⃣「僕はここが気になってるんです…けど高すぎて届かなくて」
帝統🎲「あれは俺でも取れねぇな…あっ!理鶯さーん!あれ取ってくださいよ!」
理鶯🐦「っ……これで合っているか?」
三郎3️⃣「あっ、はい!ありがとうございます」
理鶯🐦「……これも使えそうだが?」
三郎3️⃣「あっ本当だ…何回もすみません
確かこの中に…
やっぱり。
長話になりますが、ちょっと聞いてくれませんか?」
3番手「はい」
三郎3️⃣「……システム上のニセモノでも、その人の意思はそのままみたいです。
なので、上手く叩き出せば、自分でニセモノだって言うんですって。
それはそのチーム内の絆とかにもよると思います。
けど意思があることは発覚しましたので、そのことは確かに。
次。
このプログラムは、とある部屋に入り、PCをいじると簡単に壊すことができるそうです。
なので、設定をゲーム終了などにするとその場ですぐ終わるみたいです。
ニセモノを出さずに終了にした場合、そのチームは人間、ニセモノ関係なく強いリリックが流れ、そのまま死となるそうです。
……チームごとの削除かな
存在ごと、現実世界で削除されます。」
独歩💻「なっ、なにそれ…怖…」
獄⚖️「まぁ、みんなが言っている通りやる事はひとつ。ニセモノだろうが今は関係なく生き延びる方法を探す。それだけだ。」
零0️⃣「おいちゃんにもわかることは少ねぇ。作成には関わってねぇからな。
ただ、意思はあんだろ?」
三郎3️⃣「………………ああ。」
零0️⃣「……どうやって聞き出すかだなぁ。
ただ、今話してるおいちゃん、他の奴らも、ニセモノの可能性は100%あるんだ。
だから今、俺は精一杯手伝えることはやってやる。」
帝統🎲「俺さ〜。正直こんなんわかんねぇんだよなぁ……
まぁ、お前ら。合歓って言ってたか?お前もだ。
お前らがニセモノであるなら、絶対リーダーに言え。
1つ言う。俺は100%ニセモノじゃねぇ。
人間だ。
ただ、三郎。
お前は頭が良い。
ニセモノであっても、しっかり動いてくれてることは知ってる。
他の奴らがペナルティ受けるまで、お前は絶対残してもらえ。 」
三郎3️⃣「僕だけ?」
帝統🎲「ああ。お前が人間ならそれでいい。
人間じゃないなら、一郎に頼めよ。」
三郎3️⃣「………………いち兄はバカだよ。
僕、ニンゲンじゃない。
**ニセモノ**だよ。」
帝統🎲「っ……!?」
獄⚖️「……お前は此奴が言う通り残れ
一郎には俺から伝える。
…法律的にはアウトだがな。
今回は特別だ。」
三郎3️⃣「ありがとうっ…ございます……(泣)」
獄⚖️「っ!?なんで泣くんだっ?!」
三郎3️⃣「すみませんっ……僕の事、認めて貰えるって思ってもいなかったから…
いち兄は信じてくれたのにっ……
この事知ったらきっと全員で生き残る為にすぐ削除しちゃうかなって…怖くて。 」
獄⚖️「お前は会議もしっかり仕切って、俺らのことを最優先に考えてくれている。
お前はまだガキなんだ。
誰も認めないわけがねぇ。
お前の兄ちゃんは絶対すぐ削除しねぇよ。
弟のことをいっちばん最初に考えてんだ。 」
独歩💻「……そうですよ…!
三郎くんは……その、居ないと何も進まないし、最後までいて欲しいなって俺の方からも思います…!
一郎さんへの伝言は天国さんにお任せしますが…! 」
帝統🎲「リーマンの言う通りだ!俺もそう思う。自分のまま突き進んでけ!」
理鶯🐦「……小官の方からも、残る事を許可しよう。
貴殿はきっと役に立つ。
この役割はシステム上の問題だ。
これはきっと何らかの運命だったのだろう。 」
零0️⃣「おいちゃんも同意見だ。
ありのままを突き進め。」
三郎3️⃣「……っ…(泣)
ありがとうっ……ございます……
…宜しく、頼みます……」
獄⚖️「もう夜時間になる。お前らはもう帰れ。
そして山田三郎。お前は山田一郎を連れて来てくれ。その後は帰っていい。ゆっくりしろ」
三郎3️⃣「……っはい!」
三郎3️⃣「いち兄!」
一郎1️⃣「おかえり!どうした?」
三郎3️⃣「……あのっ、えと、天国獄が……話があるって」
一郎1️⃣「おお、そうか、教えてくれてありがとうな
俺は行ってくるから、三郎は休んでおけよ」
三郎3️⃣「はいっ!」
一郎1️⃣「天国さん、どうかしましたか?」
獄⚖️「……言いにくいんだが、お前の弟の話だ」
一郎1️⃣「っ!?その、どうしたんすか?」
獄⚖️「お前の中坊はニセモノだ。」
一郎1️⃣「へっ?」
獄⚖️「早まるなよ。彼奴は仕事ができる。会議の進行は、彼奴に任せたい。
だから、ペナルティを与えるのは最後の会議の時にしろ。
3番手全員からの頼みだ。」
一郎1️⃣「……そうっすか
三郎も大変っすよね…。」
獄⚖️「……会議の初め、お前の判断は間違っていなかった。
あのまま彼奴に任せなかったら、言い出すことはできずにずっと嘘をついていたかもしれない。
何故俺らが中坊を残させるか、それは明日の会議で彼奴の口から言ってもらうつもりだ。
だから、どうか残してやってくれ。」
一郎1️⃣「わかりました。
三郎は正真正銘ニセモノで間違いないんすね?」
獄⚖️「ああ。彼の口から言っていた。」
一郎1️⃣「…了解です。最後の会議の時、ペナルティを下します……。」
獄⚖️「辛いだろうが、そうしてくれ。もう夜時間になる。帰ってゆっくりしとけよ」
???「只今の時間より夜時間となります。
他のチームとの関わりがあった場合、ペナルティを下しますので早急にご移動の方お願い致します。」
次回連載・2026年5月上旬以内を予定。
(一応最終話まで書ききっている為1日1話ずつ連載を予定しております。
ですが、予定があり前後する場合もございます。)
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