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なんとか先へ先へと進んできたが魔物もどんどん強くなっている…
やはりあの館に近づくにつれ強くなってるからあそこに行かなければならないな…
そして僕は槍を持ち敵を蹴散らしながら進んでいく…
周りの蝶々の模様が更に毒毒しくなっていたし
緑色のドス黒いスライムはもっとドス黒くなっていた。
攻撃方法も周りに毒の塊が出現し、そこから毒が発射されたりとか…毒を更に撒き散らすと、最初と比べれば更に強くなっていた。
そして奴らに対抗するかの如く僕達は攻撃を繰り返し、先へ進むのであった…
…そして僕達は先へ先へと進みもうすぐ館が見えるとこまで来た。
すると周りには濃い魔物の気配を感じた。
これは…アビスと同じ感じの…
館の近くにいたのは…紫色の馬であった。
奴はとてつもない瘴気を放っていて近づくだけで気分が悪くなっちまいそうな勢いだった。
多分奴を倒さなければこの館には入れないとということであろう…
だったらこちらから先に仕掛けて倒すしかないな…
チラッと蓬達の方を見たらもう戦闘態勢になっていた…そして柚梨が「ミニ浄化シールド散」と、全員に浄化シールドが与えられた。
だが、これの守備力は低いがないよりマシだろう…
そして僕は槍を持ち馬に投げた。
馬に強烈な槍が刺さったがケロッとしながら僕の方へ突っ込んできた…
まずい…と、思った矢先に
「死月…危ないっ！！」
と、蓬が僕の前に現れて刀でガードをした…
なっ…
奴の威力はかなり高い、簡易とはいえ浄化シールドが余裕で破壊されたし、私ごとかなり吹き飛ばされた…
…厄介だ
死月に被弾しなくてよかったがあのままだったら大ダメージではすまないとこだった。
さて、どうしたものか…奴の攻撃力は非常に高い、だったら
「柚梨っ！」
咄嗟に彼女に合図をした。通じたのかわからなかったが彼女が魔力を貯め「カタルシス・チェーン」と、馬を束縛する。
そしてその隙に私は「閃光斬 持続」と、私の刀が光り輝き馬に突進をした。
馬の弱点と思われし角に大きな衝撃を与える。
奴は大きな悲鳴をあげて辺り一帯走り回っていく…そして奴は急に大きな魔力を溜めた。
そして放った技は…
「エクリプス」
そうして辺り一帯闇のドデカイ爆発により消し飛んでしまったのであった…
そして私は宙に浮き、意識が遠のき気絶してしまうのであった…
遂に来ましたわね…私の客人が…
さぁて、私のとこまでいけるかじっくり堪能しますかね〜
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