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恥ずかしいから電気を消して欲しい❤️と好きな子についつい意地悪しちゃう🤍です!
🤍攻 ❤️受
⚠︎︎ 若干肌色表現あり
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夜の帳が下りて、部屋の中にはベッドサイドの灯りだけが静かに残っていた。
温かいオレンジ色の光が、白いシーツの皺をやわらかく照らし、舜太の髪に反射している。
舜太はベッドに背を預けたまま、 こちらを見上げていた。
その姿は昼間よりも落ち着いていて、どこか無防備に見えた。
お互いの視線が絡んだまま、距離が縮まる。
「……ん…っ」
深く、長いキス。
触れるだけのものじゃない。確かめるようで、でも最初から離すつもりなんてない、そんなキスだった。
息が混ざり合い、舜太の肩が小さく揺れる。
唇が離れた瞬間、舜太は小さく息を吸い、耐えきれないようにほんの少しだけ顔を逸らした。
「…じゅ、じゅう…電気……」
ぽつりと落ちた声には、隠しきれない甘えが混じっている。
自分でもそれが分かっているのか、舜太は視線を合わせない。
「ん?、なんで」
電気を消してほしいと、目で訴えかけてくる舜太に、片眉を上げて聞き返した。
「…は、恥ずかしいやん…」
そう言った舜太の頬は、灯りのせいだけじゃない赤さを帯びていた。
布団の端をぎゅっと握る指先が、落ち着かなさを物語っている。
その仕草を見た瞬間、
口元がゆっくりと歪んだ。
「そんな反応されて、素直に消すわけないじゃん」
そう言いながら、片手はゆっくりと服の中に滑り込み、腹のラインをなぞり始めた。
「っ、ぅ…ちょ、っ…!」
指が触れるたびに、びくりと震えながら抱きつく力を強める舜太を、愛おしそうに横目で見ながらまた距離を詰めて唇を重ねる。
「んっ……ゃ、め……っ」
抗議の声は、キスに塞がれて途切れる。
舜太が肩に手を伸ばして抵抗するも、その力は弱く、拒絶というより縋るようなものだった。
抵抗する舜太を宥めるように、一度だけ唇を離し、顔を寄せる。
「ほら、集中して?」
逸らす顔を少し強引にこちらに向かせる。
「電気なんて気にする余裕あんの」
囁く声はどこか優しくて、どこか意地悪で、
逃げ場を与えない甘さを含んでいた。
舜太は一瞬だけ目を伏せ、それから覚悟を決めたように顔を上げる。
潤んだ瞳で見上げてきて、小さく唇を噛む 。
「…ぃ、いじわる……」
睨むつもりのその視線も、どこか弱々しい。
それが可笑しくて、只々愛おしくて、小さく息を吐いた。
「うん」
短く答えて、 そして今度は、さっきよりもゆっくり、逃がさないように唇を重ねた。
急がない。
でも離れない。
舜太の呼吸が少しずつ乱れていくのを感じながら、その表情をしっかりと目に焼き付ける。
「ん…っ、ぅ、…」
小さな声が、夜の静かな部屋に溶けていく。
灯りの下で、舜太の髪がふわりと揺れた。
恥ずかしがって、視線を逸らして、
それでも逃げないその顔が見たかったから、
俺が電気を消す気なんて、
最初からこれっぽっちもなかった。
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