sha「いってぇー…」
kn「我慢して、悪化させたのは自分でしょ」
sha「そうだけど、これはまた新しいやつじゃん」
br「作ったのもシャークんじゃんw」
sha「うー…」
「まぁでも気にするかしないかは俺次第だし?」
kn「しろよw」
今はシャークんの怪我の治療中。
彼はまた若干大きめの傷口を作って任務から帰ってきたらしい。
もはや才能のようだ。
それに、まだ動ける方なのが吉。ただの傷ならいいが、本当の怪我は生活に支障が出る。
シャークん本人も数回ほど経験はあるが、まだ慣れないものだ。
その間に相手の国の人と何度か話すうち互いに色々と話す仲にもなったりしている。
ただ、どうしようも無い問題が1つ。
任務の数を少なくする、というのがもうできない。
なぜか。
それはもう最小値まで減らしてるから。
月に4回は最低で、それより数は減らせないという決まり。
Nakamuのように病気などの時には例外になるが。
kn「…おっけ、終わった」
「次の任務もNakamuとやる時も、あんま激しく動くなよ?」
sha「はいよ、分かってるって」
「そもそも、Nakamuは今もやらない方がいいんだけどな」
kn「まぁ本人が決めることだし、側近もいるし…」
「しかも敵国のこっちに言われたって意味ないだろうし」
br「シャークんも、あれはそろそろ相手を気遣いつつやらなきゃね」
「Nakamuはもう数年なんて持たないよ」
kn「寂しくなるなぁ…w」
sha「じゃ、尚更今のうちだな?w」
kn「おいw」
お互い、死ぬならお互いに殺されたい。
そんな想いがあるのだろう。
そんな頃、Nakamuの方は。
kr「とりあえず、目立った異常はないかな」
「おっけー」
nk「ん、ありがと」
sm「そろそろシャークんとやり合うのも辞めた方がいいんじゃないか?」
nk「やだ、それだけはやらせて!」
「せめて1回でも傷付けられれば満足だから!」
kr「はぁ…」
「それ多分シャークんも思ってるよ、諦めな」
nk「えー…」
sm「…とにかく、安静にしろ」
「何かあれば俺がシャークんのとこ行くから」
nk「じゃあもし、俺が死んでもスマイルよろしくね」
sm「まぁ、そんなこと望まないけど」
nk「嬉しいこと言ってくれるじゃん?」
kr「とりあえず動きすぎないこと」
「あんま激しく動くとまーた悪化するからね」
nk「わかってるって」
kr「…Nakamuも、本当はもうあんまり状態は良くないんだから」
「こんな元気だけどね」
nk「凄いだろ?w」
元気に、楽しく仲間と話す。
病気は悪化して治る見込みはほとんどない。
果たして治るのか、とても不安なところだ。
それでも見捨てず、最後までやれることはやり尽くす。
忠誠を誓う、自分たちの総統の為に。
nk「まぁ元気なうちにやりたいことはやらないとね」
「だってさ、俺ももうすぐ死ぬんでしょ?」
kr「…まぁ、状態が回復しなければね」
「でも、そのままNakamuを死なせる訳にはいかない、全力で助けに行くから」
nk「頼もしいなーうちの部下はw」
kr「だろ?w」
もうすぐ死ぬ。
そんなことまで本人も悟っていて、後は待つだけなのか。
nk「…でももしすぐ死ぬなら、最期にシャークん達には会いたいなぁ…」
「あいつも俺と戦えなくなって寂しがるかもじゃん?w」
sm「そうか?」
nk「シャークんならもしかしたら?」
kr「そんなの絶対ないだろw」
nk「冷たっw」
最期はどんな死に方か。
選ぶことすら許されない。
𝒏𝒆𝒙𝒕↪
コメント
1件
戦闘狂すぎて心配になる💧 健康大事ですよ〜…