「ぼ、、ぼぼぼくと!」
「お付ッ….お付き合いしてください!!!」
『…..おやまぁ』
僕 ……. まちがえた 。
私 、綾子は……….編入生に告白をされました
「…えぇ!?守一郎ってば 、
喜八郎を女だと思って告白したの!?!!」
「そ 、そうですけどッ……」
「だって!あんなに綺麗じゃ誤解するって!!」
『褒めてくれたぁー 、ありがと守一郎』
「おぉ 、良かった!!」
「おぉいお前ら!!
イチャつくならい組の部屋に行け!!」
「何!?私の部屋はダメだ!!ろ組でやれ!」
「はぁ!?」
「あぁ!?」
「みんな 、食堂ではやめよう??」
「 「『はい 。/ はぁい』」 」
『じゃあ 、守一郎』
『ご飯食べたら僕の部屋来てね』
『んあ?おう!!わかった!!』
「アホ八郎ッ!!私の部屋は….って居ない!!」
「相変わらず喜八郎は凄まじいな 。」
『凄まじい??』
「凄いよぉ 、こんな公共の場でも
簡単にくっつきにいっちゃってさ〜 」
『えぇ!?!?』
『そんなにくっついてたか!?』
「……喜八郎が可哀想に思えてくるな 。」
「南無三 、、」
『何何!?タカ丸さん教えてくださいッ』
「ふっふっふ 、仕方がないなぁ〜!!」
そうして 、タカ丸先生による
色恋授業が俺達の机で繰り広げられていた 。
そこで結論づけられた 、
” 恋愛abc “という欧米で有名な隠語 。
それをすべて試すべし!!
それが 、俺に任された
超超超重要な任務!!!!!!
早速実行にうつるために 、
足早に四年長屋へと足を走らせた 。
戸の目の前まで来れば 、一応 。
学級名と名前を言えば 、中からは聞きなれた声で
入ってどーぞ 。と間抜けた声が聞こえてくる
あと少しで戸が開く 、そんな所で手が止まる
なんだか 、この中へ入ってしまえば最後 。
もう元に戻れないような 、重い影が現れる
でも 、そんなものよく分からなかったし
早く喜八郎に逢いたいという気持ちが勝り
そっと戸を引いた 。
「あ 、守一郎〜 」
『!!!』
『喜八郎〜会いたかったぁ!!』
「えぇ?さっき一緒に食べたばかりでしょう」
そう言ってくすくす笑う喜八郎を見て
何故か喉がなる___
ふと現れる重い影を消そう消そうと必死になって
眉に皺をつくっていれば 、
つんっとひんやりした細くて白い人差し指が
俺の眉間に止まった
「なに怒ってんのさ」
『….え!おれ怒ってないよ!?』
「….皺つくってたじゃん」
『それはっ…….なんでだぁ、?』
「はぁ?……まぁいいや 。」
そう会話が途切れたかと思えば 、
喜八郎は俺のかっったい膝の上に
ゴロンと横になった
「…….守一郎のお膝かたぁい」
『悪かったなぁ…!!』
案の定すぎる文句に少し反発するも
先程から伝わる喜八郎の口が 、
己のモノに近くて 、ふと身構えてしまった
そんな様子を不審に思ったのか 、
喜八郎はいつもより少し早く起き上がって
俺と向き合った
「…ねぇ」
『は 、はい!!!?』
「……さっきから守一郎おかしいよ、?」
『な、なんの事だかさっぱりぃ….』
「……..守一郎」
じっと見つめてくる喜八郎の目を
渋々合わせてみれば 、動悸がするのがわかる
タカ丸さんの言った通りだったけど 、
どうしてそうなるのかまでは理解ができなかった
だから 、もう分からないなりに
己の思いに正直になろうとおもう
“いーい?恋のabcその一”
“キス……つまり 、口吸いをするんだよ”
「守一郎 、無視しないでよ」
そう言って 、無自覚に上目遣いをする
喜八郎の後頭部に手を移し 、ごめん 。と
ひとつこぼしてその柔らかいモノに触れた
「んっ….んんぅ、…..!」
あれ 、喜八郎って..
こんなに小さくて可愛い奴だったっけ?
よく分かんねぇけど 、この顔はめっちゃ好き 。
目を強く瞑る喜八郎を見下ろして見てみれば
長いまつ毛はほんのり濡れて束感があって
色そのものの雰囲気を纏った彼を手放せずにいた
長い間し過ぎたせいで 、離れた途端
喜八郎が後ろの布団に勢いよく倒れ込む
万が一怪我されたらと思い 、
俺は背中に手をやって支えた…..筈だったけど
何故かいま 、押し倒す..?という行動に変わった
「はぁ、?ちょ…っ、なにやってんのさ…!」
『悪いっ….そんなつもりじゃ..』
「どんなつもりだよ…っ」
「はやくどいてっ…….」
グイグイと後ろへ押す 、その反抗的な手を引けば
あっと悔しそうな可愛い声を出して此方を睨んだ
「ごめん 、もう無理だ」
そう言って 、その夜は喜八郎をめいっぱい愛でた
いっぱい愛を伝えたり 、行動に示してみたり
タカ丸さんから教わったことを粗方やって見せた
でも 、タカ丸さんが教えてくれなかったのは
「もう 、なんで守一郎ってば
こんなに介抱するのが下手なのさ!!!!」
『うぇ!?だって….
爺ちゃんの世話しかしたことないしなぁ….』
「僕はおじいちゃんじゃない!」
『?』
『アッハハハ!!!!!』
「…..うるさい 、もう帰って 、滝呼んで」
そう言って布団を深く被り 、拗ねた様子の喜八郎
そんな喜八郎の上に
覆いかぶさるように抱きつけば
顔はムスッとした拗ねた顔でも
耳が赤いのは隠せてないようだった 。
そんな喜八郎の耳をカプっと噛んだ
「ぅあっ……」
「….なにっ…もう 、」
『あ、悪い…つい美味そうって思って 、』
「….へんたい」
『〜っ!』
『なぁ 、今日も「いや」
トホホ 、と思いながらも 。
立ち上がり襖に手をかけて 、
午後の授業の準備をするために 。
休んでいる喜八郎に別れの挨拶をした
そうすればグイっと制服を引っ張られた
『….喜八郎?』
「…..」
静かに 、じっとこちらを見つめる喜八郎を
疑問に思いながらも 、掴む手を解いて
その手を優しく掴めばするりと指がずれて
所謂 、恋人繋ぎという形になった
「…..今日は 、アレもいいけど 。」
「こっちもしてよね…」
恥ずかしそうにそういう喜八郎に 、
優しく微笑んで頷いてみれば
分かりやすく顔を明るくする喜八郎が
少し背伸びをして 、俺の唇を奪った
新しく習慣付けになった 、
口吸いとああいった行為_____
後方の方はまだよくわかっていないけど 、
あんな喜八郎を俺だけが独り占めできるって
考えてしまえば 、自然と下唇が弧をえがいた
「ねぇ 、タカ丸さん」
「ん〜?なあに?滝夜叉丸 、それに三木ヱ門も」
「あの 、お言葉ですが…」
「守一郎をつい育てすぎたんじゃあないですか?」
「はい 、あの喜八郎が相当参っていますよ」
「えぇ?」
「おれは別に 、何もしてないよ」
「ただ 、少し気づかせてあげただけだよ」
「影の正体をね___?」
「 「 影ぇ….?? 」 」
「はいはい!この話終了!」
「ちょっと今からだとアレだろうし
喜八郎のお見舞いは夜にしようか !!」
「ほら!髪結ってあげる!」
リクエスト待ってます🍀
コメント
7件
浜綾最高うううううううううう
最高すぎました!!ホントに私がリクエストしたものがこんな最高な神作品になるなんてニヤニヤが止まりません!!ありがとうございました!!
私浜綾大好きです❤️もう最初っからニヤニヤしながら観て途中悶えたりしてました笑リクエストなんですけど...五年×綾で五年と綾でみんなでイチャイチャしてて性感帯が〜とかなって綾部も性感帯触られて赤面するし五年も綾部のいやらしい声聞いて赤面するしアソコが痛いしとかあったらいいなぁみたいな〜とか思っちゃったりしてます!長くてすいません!!