この小説は一切ご本人様に関係ありません。
初期人狼組
わんく
ドタッ
R「い”ッ…タァ!?」
そう大声を上げて俺は転んでバランスを崩して横になってしまった身体をむくりと起こす。ズキズキと痛む左の膝を見ればどくどくと血が流れていた。そして横に居って一緒に話とったゾムに心配される。ゾムは地べたに座ってる俺に合わせて腰を屈めて膝を見る。
Z「うわ―…盛大に転んだなw」
R「笑っとんちゃうぞぉ!!💢」
Z「ハイハイ…」ヒョイッ…
R「ぉわッ!?」
俺はゾムに担がれればそのまま医務室へと運ばれる。何もそんな大怪我な程でもないのに…そう思っていれば丁度医務室に着いたのかガラガラと引き戸の扉が開く音がする。そして俺はクルクルと回る椅子に下ろされ、左の膝を出すよう言われる。
Z「消毒するで―。」
R「ィ”っ…!?染みてるッてぇ”―…」
Z「しゃあないやろ…、菌が入る前に消毒せんと…。」
手際良くゾムは消毒やら絆創膏やらを取り出す。転んでこんなに心配掛けて貰ったの一体いつぶりだろうか…。少し懐かしさを感じていれば絆創膏も貼り終わったのか、そのゴミが見える。そして次の瞬間、じわりじわりと膝に少し温かく柔らかい感触が広がる。俺はすぐに違和感を感じれば怪我した膝を見る。
R「な”ッッ…!?///」
Z「ん?」
そこには俺の膝に優しく口付けをしているゾムと目があった。俺はすぐに椅子から重い腰を上げれば後退りする。そんな俺に首を傾げているゾム、こんな事普通せんぞ??どうしたんやこいつ…まぁ100%大先生が変な事を教えたんだろうと思いながらも恐る恐る俺はゾムに口を開く。
R「な…何でキスまで…」
Z「怪我したら大先生がその場所にキスしたらすぐ治るって…」
R「あいつ…💢」
まぁ予想通り大先生と分かれば当たり前の様に怒りが込み上げて来る。それと同時に恥じらいも感じる。こんな事されんのは初めてやからな…。大先生を後で殴ろうかと思っていた次の瞬間、額に同じく柔らかい感触が広がる。すぐに顔を上に上げればそこにはゾムが立っていた。
R「な…っ…//」
Z「…これでお前の頭も治ったか?w」
R「…はあ?!💢」
Z「ブフォwwwwww」
R「お前ッッ…💢💢……っふ…笑」
俺は怒りを通り越して笑いが込み上げて来た。久しぶりにゾムがこんな事をしてくれるなんて俺からした少し嬉しいという感情の方が大きかった。俺は笑いながらゾムと医務室を出れば久しぶりのデートの続きを再開する。今回は…大先生に感謝かな…?笑
終わり。
これふと脳内に過ったんですよね…毎回ネタは思い付いているんですけど、どのカプにするかで悩んでて…まぁでも上手く調節出来る様になりたいですよね。
では、次の投稿でお会いしましょう。
コメント
9件
この2人の空間が可愛すぎる...!! 先生ナイスゥー!!!
最っ高っですっ いいですねー大先生ナイスー!
初期人狼............サイコウダナァ