テラーノベル
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私が朝、ポストを覗くと、一通の手紙が差し込まれていた。
「お母さんへ」
明日の10時半に、ここに来て!
クロナからの文字に、思わず胸がざわついた。
手紙には、小さな地図も添えられている。
セレン「クロナ…どうしたの?これは一体…?」
クロナは何も答えず、ただ自室にこもってしまった。
次の日。時計は10時を指していた。
セレン「急がないと…!」
私は急いで手紙にあった場所へ向かう。
到着すると、すでに受付が始まっていて、会場は静かに祝福の空気に包まれていた。
セレン「間に合った…!」
席に座り、心を落ち着ける。
その時、司会者の声が響いた。
司会者「新郎の入場です。皆様、温かい拍手でお迎えください!」
会場後方の扉が静かに開く。
セレン「カイロス…!クロナ…!」
思わず声が震えた。そこには、私の大切な子どもたちの姿があった。
クロナもカイロスも、凛とした笑顔でバージンロードを歩いてくる。
私は、そっと涙を拭った。
ゲストに軽く会釈をしながら進むその姿に、胸が熱くなる。
すると会場の照明が落ち、二人にスポットライトが当たった。
クロナ「お母さん、ここまで私を育ててくれてありがとう!あなたのおかげで、私は今、最高に幸せです!」
セレン「クロナ…!」
その瞬間、心の底から込み上げる感情に、私は言葉を失った。
長い年月、魔女として忙しく戦ってきた日々も、この笑顔のためだったのだと実感する。
クロナとカイロスが幸せでいてくれる限り、私は親として、全力で生きていこうと決めた。
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水の魔女セレン(瑟伦)
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