一覧ページ

:　　hr　短編　　:

第3話 - 🍙　『　仮面の裏で、僕は泣いていた　』

2025年05月30日

#ホロライブ

#ホロライブ百合

#🐢投稿

#不定期連載

:　　S　g　🌂

hr 小説　🍙

自己満

創作設定有

暗い

少空白厨

脱字誤字有

下手

短編

キャラ崩壊

地雷有　→　閉

地雷無　→　進

『　＿＿＿　”　ねぇ　、　それ　、　僕　で　良くな〜い　？　”　』

今日　も　軽く　。

今日　も　ゆるく　。

今日　も　僕　は　、　”　猫又おかゆ　”　を　演じてる　。

可愛くて　、　色っぽくて　、　無防備　で　、　無害　。

誰にも　嫌われない　最強　の　キャラ　。

それが　猫又おかゆ　。

でも　、　”　猫又おかゆ　”　は　、　僕　じゃない　。

ただの　中身　の　無い　抜け殻　。

嘘　で　塗り　潰された　真っ黒　な　抜け殻　。

皆　に　好かれる　為　に　、　嘘　に　染まった　汚い　抜け殻　。

でも　、　皆　が　愛すのは　その　抜け殻　。

皆　が　見るのは　その　抜け殻　。

だから　。　僕　は　今日　も　その　抜け殻　を　被って　。　演じ　続ける　。

“　皆　に　好かれる　”　猫又おかゆ　を　。

本当　の　僕　は　、　弱虫　だ　。

✕（バツ）　。

汚い　とこ　。

醜い　とこ　。

嫉妬　、　執着　、　孤独　、　劣等感　、

全部　抱えて　生きてる　。　笑って　誤魔化　してる　。

それが　、　”　僕　”　。

ねぇ　。　そんな　僕　に　、　誰　が　触れて　くれるの　？

いつも　みたいに　、

『　”　癒される〜　”　』

『　”　過去イチかも〜　”　』

『　”　ほんと、おかゆんって天才　”　』

なんて　言葉　を　向けて　くれるの　？

愛　など　込めてない　。　中身　なんて　見ていない　。

そんな　言葉　を　？

そんな　言葉　、　全部　ノイズ　。

気持ち良く　なんか　ない　。　心　なんか　動かない　。

無規則　で　、　意味　の　ない　空っぽ　の　”　愛　”　の　言葉　。

ただ　あっという　間に　流れていく　だけ　。

僕　が　欲しい　のは　『　愛　』　じゃなくて　、　『　理解　』　なんだよ　。

でも　、　どうせ　君　には　伝わらない　。　そうでしょ　？

伝わって　欲しくも　無い　けど　。

どうせ　。　僕　の　✕（バツ）　に　触れたら　、　きっと　幻滅　する　でしょ　？

本当　の　僕　を　知ったら　、　笑えない　でしょ　？　愛せない　でしょ　？

だから　僕　は　全力　で　演じる　。

誰　にも　バレない　ように　。

誰　にも　触れさせない　ように　。

必死　に　縋って　、　”　猫又おかゆ　”　を　演じるんだ　。

＿＿＿　でも　、　もし　、

もし　誰か　ひとり　だけ　でも　、　って　思って　しまう　。

誰か　、　ねぇ　、　誰か　。

僕　の　✕（バツ）　に　、触れて　。

汚くても　いい　って　。　ダメでも　いいって　。　全部　飲み込むよ　って　、

言ってよ　。

…　そんなこと　、　言って　くれる　人　いる　わけ　ないのに　。

だから　今日　も　笑う　。

パーカー　の　フード　を　かぶって、

猫耳　を　ピクつかせながら　、　色っぽい声　で　、　言うんだ　。

『　”　それ　、　僕　で　良く　な〜い　？　”　』

…　僕には　、　”　猫又おかゆ　”　を　演じること　しか　、　愛される　手段　が　無いから　。

誰か、本当の僕を見て

end

:　　hr　短編　　:

作品ページ

次の話を読む

この作品はいかがでしたか？

1件

最高……

:　　S　g　🌂

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

:　　hr　短編　　:

第3話 - 🍙　『　仮面の裏で、僕は泣いていた　』

#ホロライブの新着小説
一覧

関連するタグ

作者の他の作品すべて見る

: hr 短編 :

第3話 - 🍙 『 仮面の裏で、僕は泣いていた 』

#ホロライブの新着小説一覧

関連するタグ

作者の他の作品すべて見る

:　　hr　短編　　:

第3話 - 🍙　『　仮面の裏で、僕は泣いていた　』

#ホロライブの新着小説
一覧