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いくら理性が残っていても、結局快感に抗えないのはいつも俺の方だ。
素直に口に出せなくても、勇斗に甘やかされたい、触られたい、気持ちよくしてほしい、ずっとそう思っている。
「はやと、や……」
「うん、やだ?」
「っちがう、や、めないで……」
真っ赤になっている顔を見られたくなくて、勇斗の頭を抱き抱えるようにして引き寄せると、そのままさっきと同じところに歯を立てられる。
「ぅあっ…ぁ、」
甘噛みされたそこを強くしゃぶられ、ひときわ高い声が漏れた。ぞわぞわと快感が全身を駆けあがっていく。
「仁ちゃん、ちゃんと言えてえらいね?」
「っはぁ、おれ、えらい…?」
「うん、めちゃくちゃかわいい。」
ほめられて、甘やかされて、自分の中の何かがボロボロと崩れていく。
「はやと……ここも、触って?」
足を開いて目線を誘導する。一切触れられていないはずのそこが、もう完全に形を変えていた。はやく、勇斗を中で感じたい。
「ちょっと、まって……いきなりそれは反則…」
一瞬驚きで目を見開いたような勇斗が、慌てたように枕元の引き出しにあるローションのボトルを探って蓋を開け、大きな手の上に垂らす。
馴染ませた指が窄まりに触れた。
ひく、と収縮するそこへ塗りつけ、ローションの滑りを借りて、指先を呑み込んでいく。
「んんっ……」
「痛くない?」
「…へいき、っあ、」
気持ちいい、もう俺の体はこの指の感覚をとっくに覚えていて、入れられるだけですぐに気持ちのいい場所をぐりぐりと触って虐めて欲しくなる。
「……ん?なんでこんな、中ぐずぐずなの…?」
「え、……ぁ、えっと」
「もう柔らかいんだけど。……じんと?」
やばい。忘れてた。
もうこれは言わないとずっと詰められるやつだ。
「……準備してたから。」
「……は?え?」
「っだから、今日、泊まりだし、するかなって…帰ってくる前に……」
最後の方は居た堪れなくて声が小さくなってしまった。
そんな約束はしていなかったのに、引かれただろうか。勇斗の反応を見るのが怖い。
「あの、はやと…?なんか言っ…んあぁっ」
反応を伺う前に、中に入っていた指が早急に動き出した。
「っちょっ、まっ…」
「っごめん、こんな可愛いことされて、待てない。」
俺の一番弱い部分を容赦なく擦られ、全身がびくびくと震え、唇からは抑えきれない甘い声が零れ落ちた。
「んっぁ、あ、やだ、そこ、やだぁっ…」
性急な刺激に耐えきれず、シーツをぎゅっと掴むと、俺に捕まっててと腕を背中に回される。
「まーた、やだって言ってる。……ねえ、ほんとは嫌じゃないならいいって言って?好きって。」
中は激しくかき回されてるのに、濡れた瞳で、優しくキスをされて訳が分からなくなる。
「はや、と……ゃ、ぃい、そこ、すき…もっと……」
「ここ……?」
「んっ、そこ……っぁあっ」
欲しい刺激が望むまま与えられているのに、どうしよう、足りない。勇斗が足りない。
思わず動かしてる手を掴んだ。
「もう、いい…!指じゃなくて、勇斗の…いれて」