こんにちはyozakuraです。
今日は、久しぶりに探傭の小説書いてみました☆
注意事項を見てご覧ください。
なんでも許せる方向けです。
⚠注意事項⚠️
・転生(現パロ)
・暗い描写や少し痛々しい描写などがあります。
・記憶有りのナワサベと記憶無しのノトキャ、
(他の荘園の仲間皆は記憶有りです)
・探傭(もう一度言います、探傭です☆)
・色々なキャラも出てきます
・ちなみにまだこのお話では、まだ探傭は出てきません。
・この第1話は傭兵は出ますがノトキャはまだ出ません。
では、どうぞ♪
コツッコツッコツッ…..
廊下中にリズム良く響き渡る音と共に、フードを少し深めに被り、
他の者とは体の大きさが少し小さく小柄な男、
ナワーブ・サベダーが、他の仲間達が集まっている食堂へと、
いつものように足を運んでいた。
ガチャッ….
木で出来ていた扉をゆっくりと開け、食堂の中へ入る。
食堂の中はいつもよりざわめいており、沢山の仲間の話声が聞こえる。
ザワザワ·········ザワザワ······
「なぁ、なんでこんなにざわついてんだ。」
そう皆に呼びかけると、さっきまでのざわめきが、ナワーブの一声で
一瞬にして止まった。すると、皆は黙り込み、
なにやら暗い表情に変わり、そこから沈黙が続いた。ナワーブは、
普段の皆の様子とは全く違うこの光景に、違和感を覚えた。
数分続いた後、この静まり返ったフロアの沈黙を切り裂いたのは、
エミリーの、いつもとは….全く違う、低く、暗い声だった。
「……….ここから、出れるらしい、のよ……」
エミリーは下を向いたままナワーブにそう言った。
なんだと、?この荘園から出れる、、、?こんなにいい知らせなのに、
……何故、….なんで皆は嬉しくないんだ?
せっかくこの狂った荘園から解放され、出れると言うのに、誰1人も
笑顔を見せず、ただ皆の顔には、暗い、悲しい顔が浮き出ていた。
なんで、皆……そんな顔を、するんだ……..
ナワーブはそう思った後、ふと、何か理由があるかもしれない。….
そう考え、皆に何故そんなに暗いのかを聞いた。
「….せっかくこの狂った荘園から出れるのに、
何故皆はそんな悲しい顔をするんだ、?嬉しくないのか……?」
「………それが…….」
今度はエミリーに続き、イライが口を開き、話を続けた。
「ここから出れるのは、とても喜ばしい事なんだが …….その、……」
イライの話の続きが気になると同時に、自分の心臓がドッドッドッ…と、
打つ鼓動が段々早くなり、冷や汗をかき始める。
何か、
嫌な予感がする…….。
「……実は、出れるのは、出れるが…..条件があるんだよ……」
と、言うイライの顔は段々と暗い表情に変わっていき、
いつもの明るく、頼もしいイライではなく、今、この瞬間の….、
俺の目の前に居るイライは、弱々しく見えた。
「条件は、…..なんだ。」
この静まり返った部屋には他の仲間達が、皆居るのに、
誰1人も喋らず無言なため、
俺とイライの会話しかこのフロアには響かなかった。
イライはとても困惑しており、少し戸惑っていた。
だが、そんなイライの肩を、エミリーが優しく2回叩いた。
イライはやっと、俺にその〝条件 〟とやらを話してくれた。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「ここの主とやらは随分と、悪趣味だな…….」
条件の内容は理解したが、あまりにも悪趣味だと思った。
どうやら、俺の中で整理したこの条件の内容はこうだ。まず、
ハンター1人、サバイバー4人での試合をやる、これはいつもどうり。
だが、本来の『ゲーム』では出血死しても、
ロケットチェアで飛ばされてもゲームが終わればまた生き返る。
だが、この〝 条件〟のゲームでは、出血死、
ロケットチェアで飛ばされ、死んだら、
もう前のようには生き返れない。
つまりは、
これは
〝 最後のゲーム 〟
生きるか、死ぬかだ。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「それで、その試合には誰が出るんだ。」
エミリーやエマなどを、この最後の試合に出す訳には行かない。
出せばただでは助かっては来れないと思うからだ、
この最後のゲームでは怪我だっていつものようには戻らない。だから、
女性サバイバーにはなるべく出て欲しくはない。
そう考えていたら、イライはこう言った。
「それが、…….まだ、決まって…いないんだ。」
この言葉を聞いてホッとした、
良かった。そう心の底から安心した。
「まだ出るやつは誰も決まってはいないんだな、?」
また再確認する、
でも答えは同じで、「決まっていない。」とだけ返答が来た。
….なら、
決まっていないのなら、
仲間を、
…..皆を守る事が出来るなら、
「…..俺が出る。」
❦ℯꫛᎴ❧
𝓽𝓸 𝓫𝓮 𝓬𝓸𝓷𝓽𝓲𝓷𝓾𝓮𝓭♪
(続く♪)
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