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こんにちはyozakuraです。
この話でやっと〝 あの人 〟が出てきます….( ˊᵕˋ*)ニコォ…..
さっそく続きからどうぞ♪
「…..俺が出る。」
そう一言言った瞬間、皆の視線が一気に俺の方へと向いた。
まるで、正気か、?と俺に訴えているかのような顔で、、、。
ザワザワと周りが話始めている。そんな中、
イライは焦った表情をしながらも口を開き、また言い始めた。
「ナワーブっ!!君は本気で言ってるのか…..!?このゲームに出ればっ…..生きて帰って来れなくなるかもしれないんだよッ……!?それに君にはッ!!」
そんな事っ…!
「そんな事ッ…分かってんだよッ!!」
怒鳴るようにイライに言い聞かせ、イライはビクッと体を震わせた。
周りの仲間達も皆驚いた表情で、またこのフロアは静まった。
それでもお構いなしに、話を続ける。
「そんな事、分かってんだッ……..だが、誰かが出なければならないのも
分かってる……それに、この試合では俺が出た方がいいだろ、?
俺の方が戦場での知識もあるし、
こんな最後のゲームみたいなもんは沢山経験している。
なら尚更俺が出なければならない。….アイツには、申し訳ないが…..」
そう言った時、
「……..これだから、君にはなるべく知られたくなかったんだよね、」
と、イライは苦笑いをしながらも言った。
まるで、俺が周りに何を言われても否定し、
諦めない事をもう分かってたかのように、、、
「………….本当に出るのかい、?ナワーブ。」
イライは真剣な表情で、
あの…全てを見通すかのような透き通った、
キラキラと輝く瞳で俺を見つめ問いかけるが、
俺は勿論?
「出る。」
そう、言った。
が、
「出ないでッ!!!ナワーブッ!!!!」
周りの仲間達の1番後ろら辺から突然、いつもの…….
聞き覚えのある〝 アイツ〟と同じ声で怒鳴られるようにそう言われ、
思わず体が反応し、反射的に後ろを向いた。
コツッコツッコツッコツッコツッ….
仲間達の間からすり抜け、どんどん俺の方へと近ずく1人の男。
近ずくにつれて俺よりも体がデカく、顔もハッキリ見え、
やがては俺の目の前まで来たその男の、……..
顔の半分近くは痛々しい火傷の跡で覆われていた。
あぁ…….やっぱりお前だったのか、…..
「…….ノートン。」
試合での頼もしい相棒でもあり、
俺の、
…恋人……。
「ナワーブッ…..」
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❦ℯꫛᎴ❧
𝓉ℴ 𝒷ℯ 𝒸ℴ𝓃𝓉𝒾𝓃𝓊ℯ𝒹♪
(続く♪)