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心臓移植。

心臓移植。

「心臓移植。」のメインビジュアル

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第1話

♥

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2022年11月25日

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ごめんなさい…「気づいてくれてありがとう。」の方はなかなか思いつかなくて…違う1話完結が思いついてしまったので…そっちを先に書きます!!ごめんなさい😭m(._.)m



今回の話は

蘭と竜胆と春千夜のお話です!

移植手術がテーマです。

⚠️ 蘭→←春千夜←竜胆⚠️

※蘭と春千夜は付き合ってます※

暗めのお話になります。













蘭「お前が死ねばよかったのに。」




























俺は元々体が悪い。


ちょっとした風邪でも入院だ。


そんなある日の事だった。


ちょっとした検査があった。


心臓の検査だ。


そうして明らかになったのは、、


「このままだと貴方は死ぬ。」


だっけな、?


こんなことを言われた気がする。


そうして医者はこう言った。


「心臓移植」


誰かの心臓を俺の為に貰う。


その代わり、


くださった相手は亡くなる。


それが


「心臓移植」


どうするかくっそ悩んだ。


兄貴にも話せないし。


仲間たちにも話せない。


俺は何となく決めた。


「生きたい。」


って。


でも。


この時の選択が間違ってたのかな。














蘭「ね〜はる〜♡」


春「ん?」


蘭「最近元気ないように見えるけど〜?」


春「そか?」


蘭「だって病院行ってんじゃん?よくさー」


春「そんな事ねーよ」


蘭「ふーん。」














蘭Side



最近


はるの調子がおかしい。


頻繁に病院に行っていたり。


竜胆とよく話してる。


絶対なんかあったんだろうけど…


あいつは顔に全く出さないからな。










三途Side



竜胆は俺にだけ言った。


「俺、死ぬんだ笑」


俺は意味がわからなかった。


心臓移植が必要、だと。


俺は思った。


俺が救えるんじゃないか、?


救えるのは俺しかいないんじゃないか、?


だから俺は医者に言った。


移植手術ができるか検査したい、と。


そうしてたまたま出来たって訳だ。


俺は間違いだとはひとつも思っていない。


蘭の弟だもんな。笑


竜胆が助かったら蘭も喜ぶ…


蘭が喜んでくれたら嬉しいからなぁ。


まぁ蘭が喜んでいる顔は見れねぇか。笑





















竜胆Side



今日医者に


「心臓移植ができる」


と、告げられた。


あと1ヶ月後だと。


相手は誰かと聞くと


「それは相手の方が____」


と、色々言われた。


俺は嬉しかった。


相手さんは誰か知らねぇけど、、


最後には会えるのかなぁ


お相手さん。












1ヶ月後____







蘭「てか竜胆とはるは?」


鶴「病院に行ったとか言ってた気がするが…?」


蘭「は?」










蘭Side


いやいや、


ハ ァ ッ ハ ァ ッ


はるは?


竜胆は?



○○病院だって言ってたよな。


何があった?


俺に何を隠している、?











医者「三途さん。本当に蘭さんにも竜胆さんにも言わなくてよろしいのですね、?」


春「あぁ。俺が決めたことだ」


医者「そうですか。それでは…打ちますね」


春「はい。」












医者「竜胆さん。」


竜胆「はい」


医者「頑張ってくださいね」


竜胆「はい。」


医者「それでは…。」











1時間後___



パ チ ッ


あ、俺。生きてる。


良かった…


良かっt…





バチンッ!!





え、?





誰、?





蘭「なぁ!!なぁなぁ!!!ボロボロッ」


蘭「竜胆ッ、、!!!」


竜胆「えっ、、?兄ちゃん、、?」


蘭「なんでッ…ボロボロッな”ぁ…!!!」


竜胆「え、?三途は、、?」


蘭「なんなんだよ!!!お前は!!!ッ」


蘭「はるがッ…!!!はるがッ、、あ”ぁ…ッ!!」


竜胆「兄ちゃ、ん、?」


蘭「はるがお前に心臓を提供したんだよ!!ッ」


竜胆「は?え?は?は、?」


蘭「お前がッ、、ボロボロッ」


鶴「おい…蘭。そんなに叫ぶな。」


蘭「だってッ、だってぇ…ボロボロッ」


蘭「恋人を亡くしたんだよ…?ッ」


鶴「ッ、、。」


竜「え、?え、、?ゴメッ」


蘭「うるせぇ、、…うるせぇッ!!!!!」


蘭「謝った所で、、どうなんだよッ…」


蘭「許せるわけねぇだろッ??」


鶴「でも…三途はお前の弟を救ったんだぞ、?」


蘭「だからなんだよ!!!!」


蘭「いなくなってたら同じだろ!!!???」


鶴「じゃあだからって竜胆に死ねとでも言うのか!?」


蘭「は?」


鶴「お前の言っていることはそういうことだ。」


鶴「終わったものはしょうがない。亡くなった人なんて帰ってこねぇ。」


鶴「俺には痛いほどわかってる。」


蘭「だからなんだよ、ッ」


鶴「だからそんなことは言うなッ。」


蘭「…じゃあどうすれば良いんだよ!!!」


蘭「このままじゃ、、、ッ竜胆のことをッ…」


鶴「少しずつでいい。」


蘭「うん。竜胆…ごめ、ん」


竜「あ、いや、…うん。あ、」


鶴「それと、三途からの手紙だ」


蘭「えっ?」


鶴「竜胆へと蘭へのだ」


蘭「そっか。」













〜蘭へ〜


まぁ大好き。愛してる。

俺、素直じゃねーからさ?自分の気持ちをちゃんと伝えられなかったんだけどな。まじで思ってたからなー笑 竜胆に心臓移植が必要って言われた時はちょっとビビったわ笑ずっとお前の隣にいてやりたかったんだけどな。蘭が喜ぶかもなぁーとか思って…笑ごめんな。言えなくて。

愛してた。俺からの最後の誕生日プレゼントは指輪。お前の引き出しに入ってるわ笑5月26日まで開けんなよ〜?笑 左手薬指に付けろよ。


三途春千夜














〜竜胆へ〜


お前から心臓移植のこと話された時はまじびびった笑でもちょっとでも人の役に立てるならって思ってさ〜お前の為に俺の命差し上げたわ笑喜べ〜!!!あと言っとくけど、お前が俺のこと好きだってこと知ってたぞ〜??笑隠すの下手すぎなw 俺の命だからな。もし、生きる理由が分からなくなったりしたらお前の兄貴の為に生きると思って生きろ!!!応援してんぞ!


三途春千夜















蘭「結婚指輪…かw すっごく嬉しいよグスッ」


竜「兄貴の為に生きる、、か。」


蘭「俺、」


竜「俺、」







頑張るわ!!!

































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