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⑤ 及川徹
「ただいま〜……って、えっ、っかわ!!」
ベッドの上、透のジャージを抱きしめてぐっすり眠る🌸。
枕元には「帰ってきたら起こして」って書き置き。
「頑張って待ってたんだね……」
胸がぎゅっとなる。
そっと撫でながら微笑んだ。
「心細かったよね。ごめん、遅くなっちゃって」
透の声に気づいたように、
寝ぼけて手が彼の服を探す。
「透……どこ……?」
すぐにその手を握り返して、額にキス。
「ここにいるよ。離れない。
ほら、ぎゅーってしていいから」