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「〜〜!」
……
『何他の奴と話してんねん…((ボソッ』
「?さむ、なんか言った?」
この鈍感そうな奴は俺の片割れの宮侑。
俺が7年間片思いしてきた相手。
最近めっちゃ可愛い。まあいつも可愛いけど
『いや、なんもない』
「何治、もしかして侑の事が好きなの?笑」
こいつは角名倫太郎。たまにウザイ←
まあ良い奴ではある。
あと目がチベスナに似てる。
『はぁ?そんな訳ないやろ。片割れやで?それに、お前だって最近つむの事よく見とるやん。』
「いや?最近いいネタ撮れるかなーって思って見てるだけだよ笑」
《いや嘘。ばりっばり侑の事が好きだし。しかも写真フォルダに(侑)って言う項目すらあるし。》
『ほーん。』
〈怪しいな。〉
『ま、どうでもええけど。』
〈まあどうせ俺が取るし。〉
休み時間
「さむ!」
『ん、つむやん。どしたん』
「歴史のノート貸してー!」
『なんでやねん。そもそも同じクラスの銀に頼めや』
「いやー、銀はちゃんと自分でやらんと北さんに怒られるて貸してくれんねん~、」
『しるか。』
「何侑。ノート?」
「おん」
「じゃあ俺が貸そうか?」
「ええん!」
「別にノートくらいいいよ笑」
「角名神様や、、!」
「笑笑」
『……』
つむは俺のや。ぜっっっったい角名なんかには渡さん。つむはずぅっと俺のや。17年間も一緒に居たんや。