久々に自炊した偉い
⚠️注意⚠️
・nmmn注意
・キャラ崩壊注意
・自傷行為あり
・通報しないで欲しいです
・運営さん愛してます
その日の夜、家の中は静まり返ってて、ソファやベッドの呼吸音だけがぽつぽつと聞こえる夜。
その中で、ないこだけが突然ぱちっと目を開ける。
視界が揺れてて、
暗い部屋の隅に黒い影が立ってる。
耳元では、
“お前のせいだ”“逃げられない”
みたいな重なった声がずっと響いてる。
桃「……やだ、やだ……やだ……」
布団を握りしめて震えながら、
まるで逃げ場を探すみたいに立ち上がってフラフラと部屋を出る。
ないこは壁に手をつきながら、
足元ふらついて、そのまま廊下に出る。
でも
離れても離れても、
黒い影が廊下の端から動かずついてくる。
耳の声はさらに近くなって、
“だから逃げても無駄だって言ってんだよ”
みたいな響き。
息が荒くなって涙が滲む。
桃「……こわい……こわい……どうすればいいの……」
逃げたい必死さが恐怖に飲まれて、
リビングの棚に置いてあった薬の箱をがさっと掴んで、ほぼ思考のないまま蓋を開けて、
震える手で数十錠まとめて口に入れてしまう。
ごく、ごく、ごく……
喉を通っていく感じだけは生々しい。
飲んだあとも不安は消えずに
逆にもっと怖くなって、
爪で自分の腕をガリガリ、ガリガリ削って
じわっと血が滲んでくるのに
止められない。
桃「やだ……やだ……俺どうしたら……」
1階からかすかなガシャって音がして、
悠佑はぱっと目を開けた。
黒「……なんの音や?」
寝ぼけた身体を引きずって階段を下りて、リビングの灯りをつけたら床中に薬が散らばってて、その真ん中でないこが震えながら
自分の腕をガリガリしてる姿が目に入った。
腕は赤くなってて、
爪の下に血が溜まっとる。
黒「……うわ、やっちゃったかぁ……」
言葉は優しいけど、
内心は冷や汗噴き出すくらい焦ってた。
すぐに駆け寄って膝ついて
ないこの肩を包み込む。
黒「ないこ、ないこ。こっち向いて。大丈夫や、大丈夫やで。俺おるで」
ないこは焦点合ってないし、
呼吸はヒュッヒュッて喉で詰まり気味。
手は震えてて冷たくて、
ぎゅっと掴む力も弱い。
悠佑は散らばった薬の箱を確認して、
飲んだ量見た瞬間に眉がぎゅっと寄った。
黒「めっちゃ飲んでるやん……ないこ、ちょい吐こか。しんどいけど一緒にやろうな」
悠佑は優しくないこをキッチンのシンクまで抱えて連れて行き、
黒「ごめんな、無理させるで……今は吐かなあかんからな、頑張って耐えてな」
背中をさすりながら、指で喉を刺激してあげて、
何度かえづいた後に
ないこがぐったりしながら全部吐き出した。
肩が震えて涙ぼろぼろ流れとる中、
悠佑はずっと背中トントンしながら
黒「よう頑張ったな…… 吐けて偉かったで。大丈夫。大丈夫やで〜?……怖かったなぁ」
って優しく声かけ続ける。
それから腕も綺麗に洗って、
ガリガリになった傷に薬塗ってガーゼ巻いてあげて、
手当が全部終わるまでないこは悠佑のことをずっと抱きしめて離さなかった。
ないこは悠佑の胸につかまって、
震えながら小さい声で
桃「……ごめん……ごめんなさい……」
って繰り返す。
悠佑はそのたびに頭撫でて
黒「謝らんでええから、怖かったんやろ?一人でよう耐えた。もう大丈夫やで」
って何回でも言った。
黒桃何気久々な気がする
コメント
6件
こんかいもええさくひんでしたああああ!!黒桃もええですねぇー!!! え自炊ですか?!?!偉すぎます!!!😚💗
久々の黒桃ありがとうございます😭 供給嬉しいです!!自炊!?!? なんていい子なんですか!🙏🏻✨️ 私はおっちょこちょいキッチン禁止 条約出てて…🙃さすがるー様 すぎます!!今日も投稿神すぎです! ありがとうございます!!🫶🏻💕
久しぶりの黒桃良い👍🏻 自炊?!凄すぎます🥹