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病室に入ると____


『出久くん!!』

「緑谷くん、無事ですか?」

ジーニスト「デク、大丈夫か」


出久くんは起き上がっていて

今日退院だそうだ。


オールマイトさんとエンデヴァーさんが。


「ああ、来たか」と。



そして、その奥には見たことない優しそうな女性。


インコ「緑谷出久の母の引子です

わざわざありがとうございます」


深深と頭を下げる。


私達も頭を下げる。


オールマイト「詳しい話はこれからだ」




____


出久くんは、前にインターンの時と会った時との印象とは違っていた。


あの時は、タジタジ、顔を赤くして

おしゃべりをするような可愛らしい男の子って感じだった


けれど____



デク「雄英高校には戻りません」



デク「死柄木弔が…オールフォーワンが狙っているのは僕です」


インコ「出久…」


デク「もうみんなに迷惑をかけたくない…

それにもう…誰も傷ついてほしくない」



そう言った出久くんは、辛そうで。


けれど目は真っ直ぐ未来を見据えているような強く真っ直ぐな目____


みんなを守りたい。


ただそれだけのために自分は犠牲に

なってもいい。


立派なヒーローの眼差し____




なんて…


なんて


『優しい子なのぉ…泣』


涙が溢れる。


『いい子だねぇ…っっうっうぇっ…』


デク「あわわ…美姫さん」


みんなあせあせ☆


「美姫さん、ティッシュどうぞ」


『ふぁい…ありがと…』


チーン


啓悟くんに渡されたティッシュで鼻水をかむ。


そして、


『出久くん』


袋から、


デク「え…これは…?」


出久くんが言う。


『お弁当だよ!』


 

そう言うと、出久くんはびっくりして。


デク「お弁当…?」


『私は…みんなのように戦いに加わる事は出来ない。


けど、出久くんのために何かしてあげたいって思って…!


美味しいご飯たくさん作って出久くんがお腹をすかせて倒れてしまわないように、サポートしたい。


私も、協力したい!』


デク「美姫さん…


ありがとう。」


そう言って微笑む出久くんは、幼さがまだ残る普通の高校生。


でもすぐに


これからオールフォーワンとの戦いに向けて、絶対勝つ、そう強く願っているような

強い眼差しで私を見た。


喜んでくれてよかった。




「全力でサポートするよ、緑谷くん」


エンジ「デク、頼む」


ジーニスト「では行こうか」


オールマイト「立てるかい?」


オールマイトさんが出久くんがベッドから降りるのを手伝おうとするも


デク「オールマイト、大丈夫です」


そう言って自分でベッドから降り

靴を履く。


そして前を向く____


デク「行きましょう!」


なんて、、


なんて、、この子は強いんだ!!


『うぇっ…出久くん…すごいねぇ偉いねぇ…』


涙止まらんwww


よしよしと頭を撫でると、


デク「えっあっ///ッみっ美姫さん///えっ」


とあたふたする出久くんでした☆


かあいいね?


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