TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

ジーニストさんの車にて。


ジーニストさん、エンデヴァーさんが前。


啓悟くん、私、出久くんが後ろ。


オールマイトさんは少し用事があるそう。


車の中は無言だ。


ブゥゥゥン


響くのはエンジン音だけ。



今、思うと


私…すごい人たちと関わってんだな…


No.1、2、3ヒーロー、そして

元No.1ヒーローの力の継承者…


チラッと左隣の出久くんを見る。


窓の外を険しい顔で見ている。


窓の外の景色は日に日に悲惨で

避難所に行っていない一般市民は武装し

対ヴィラン、対脱獄犯に立ち向かうようになった。


鳴り止まないサイレン


あちこちに落書きがされており


治安が悪い。


出久くんは、1人で全部片付けようと

思っているんじゃなかろうか


その険しい顔は全てを物語ってるような。


『出久くんっ!』


気がつけば私は出久くんの両手を握ってた。



傷だらけの、たくさん今までもこれからも

みんなを守るために使うであろう

優しくて強い手。




デク「美っ…美姫さん?///」


出久くんは照れながら言う。


私は


『頑張ろうね!!』


そう、笑って言った。


出久くんは、照れていたけれど

すぐに強い眼差しで


デク「はい!」


と言った。





「はい、ストップ〜」


後ろから啓悟くんの手が出久くんの手に添えられる。


びっくりして出久くんの手を握ってたけどパッと離してしまう。


そして私を後ろから腰に手を回し引き寄せる啓悟くん。


『啓悟くん…?』


問うと私の肩に頭を置き


「緑谷くん。」


と一言。


出久くんは


デク「はぃい!!すみません!!」と

ペコペコと頭を下げる。



 

ん???



あなたのおかげで。

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

101

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚