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sh「kn!なんか制服姿懐かしいなぁ!」


そう話かけるとknは困った顔をしてこちらを見ている。


kn「えっと、、、知り合いでしたかね?」

sh「え!?」


その返しに俺もビックリしてしまい、その場にしばし沈黙が流れる。


kn「あぁーっと、なんかよくわかんないですけど良かったら話しません?」

sh「あ、あぁ。」


きっと俺の顔はものすごく落ち込んでたんだろうな、、、。knが気を遣ってくれたのが伝わる。

歩きながら会話をする事はなく、目的地へとたどり着いた。連れてこられたのは食堂だった。

入り口に入り辺りを見渡す。メニューも販売してる物も配置も全然変わっていない。懐かしさのお陰で少し落ち込んでた気分が少し晴れた気がした。


sh「、、、てか、knが高校生なんだから建物とかは俺が高校生の時のまんまだよな。」


独り言を呟いてると隣でknがクスクスと笑っていた。


kn「そういえば、そっちだけ名前知ってるのズルいから教えてくれませんか?」

sh「そ、そうだよな。俺はsh、俺もここの生徒だった。」

kn「なんで俺を知ってるんですか?」

sh「まぁ、夢だから話しても大丈夫か、、、。

俺らは高校2年の時に友人から紹介されて仲良くなったんだよ。」

kn「へぇー。なんか、興味深いですねー。」

sh「てかさ、、、敬語気持ち悪いから普通に話してよ。」

kn「、、、じゃ、遠慮なく。」


それから俺たちは初めましての時みたいにゲームの話や先生の話、友人の話をして盛り上がった。


sh「(出会った頃はknって少しぎこちなく笑ってたんだなぁ。俺も同じだったなぁー。)」

kn「あ!俺そろそろ帰らないと!」

sh「おう。じゃぁ、また明日なー!」

kn「shkまた明日ー!」


手を振って走って帰っていく彼の背中を見つめていると、ふと疑問が頭に浮かんだ。


sh「待って。これって夢なんだよな、、、?明日って来れんのか?」


また同じ夢が見れるなんて奇跡、起こる訳ないかぁと考えてると少し寂しい気持ちのまま俺は目の前が真っ暗になった。






sh「ん、、、。」


眩しい日差しがカーテンの隙間から差し込む。


sh「ふぁぁ、、、朝かぁ。」


大きく欠伸をしてゆっくりと体を起こす。

大学へ向かう為の準備をしていると、ふと昨日みた夢が頭に浮かんだはずなのに、、、


sh「あれ、、、。なんかめちゃくちゃknに伝えたい夢見てたんだけどなぁ。俺、どんな夢見てたっけ、、、?」




第二話終わり

夢でだけ会えるあの頃の君(kn×shk)

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