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バイト終わって帰宅してパソコンをつける。knとディスコを繋いで少しの時間ゲームをする。いつもの日常だ。ベッドに潜りまだ遊んでたいなぁーといつもなら思うのだが、今日は違う。

そう、昨日見た夢のせいだ。全然思い出せなくて今日も同じ夢を見れたらと思うと眠りにつくのが楽しみで仕方がない。


sh「なんか不思議な夢だったんだよなー。今日も見れたらいいなぁ、、、。」


独り言を話しているといつの間にか瞼は閉じていて深い眠りについていた。








ゆっくりと視界が鮮明になる。目の前には見たことのある校門が。


sh「あ、ここ、、、。昨日と同じ、、、か?」


校門へと一歩足を踏み入れる。するとまた人影が現れだした。この現象本当に夢の中って感じするわ、、、。


sh「昨日はここでknに会ったけど、今日はいないのか。」


お目当てはやはり彼、knだ。しかし昨日とは違い校門前にはいなかった。俺は昨日別れた食堂まで歩く事にした。


sh「いるといいなぁ。」


と、顔を覗かせるとそこには願っていたknがいた。


kn「あ!shkじゃん!」

sh「おぅ!会えて良かった。」

kn「たった一日でしょー?shkは寂しがり屋なんですねー。」

sh「からかうんじゃねー!」


まるで高校の頃に戻ったみたいな感覚だ。


kn「ねぇ、聞きたい事があるんだけどさ。」

sh「ん?何?」

kn「shkはさ、俺と同じ歳なの?」

sh「いや、俺はもう二十歳超えてる。見た目だって高校生には見えないだろ。」

kn「いや、、、見える、、、ボソッ」

sh「ん?何か言った?」

kn「いや、何も。じゃ、未来から来たってこと?」

sh「そんなファンタジーな事ある訳ないだろw夢の中だよ。俺の夢。」

kn「へぇー、shkの夢の中にいるんだ。」


何故かとても嬉しそうなknを見て俺は何が嬉しいのか理解できなかった。


kn「shkはさ、俺が夢に出てくる程好きなんだねー。」

sh「なっ、、、!」


急にそんな事言うもんだから、何も言い返す事が出来ずどもってしまう。


kn「あっれぇー?図星ですかぁー?」

sh「、、、っ。」


ここで否定したらknに申し訳ないなんて考えていると結局何も言い返せないままだった。


sh「なんか、こっちのknは意地悪だな。」

kn「えー!?そんな意地悪してないでしょ。てか、そっちの俺って違うの?」

sh「、、、教えてやんねーよ。」

kn「shkだって意地悪じゃん!あ、時間だ。shkまた明日ー!」

sh「またなぁー!」


と、手を振って彼の背中を見送る。今日は不思議と明日も会える気がしていた。そうして俺は自然と瞼を閉じる。







sh「、、、んっ。ふぁぁ、朝かぁ。」


大きく欠伸を一つ。いつも通りの朝が来る。俺は大学へ行く準備を始めた。



もちろん、夢の内容は今日も覚えてはいなかった。




第3話終わり

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