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※ 嘔吐 、死ネタ 含
蝉時雨 の 五月蝿い 真夏日 の ことだった 。
憎たらしいほど に 明るい 太陽 、
眩しい 青空 を 睨んでいた 葉月 。
生ぬるい 風 と 熱気 が 盛り
ありったけの 真夏 が 飽和 する 。
そんな 夏 の 盛る 頃 。
幼馴染 の キミ が 死んだ 。
笑顔 が 素敵 だった 。
キミ が 居れば 無敵 、そんな 気がする
ほど の 力強く 明るい笑顔 。
… キミ は 僕 の 太陽 だった 。
死因 は 自殺 らしい 。
自宅 の 自室 で 首吊り している ところ を
親 に 発見 された の だと 。
数日前 だった 。
まだ 救えた かも しれない 。
ああ どうして 気がついてやれなかった 。
1人 天井 を 見つめ 呟く 。
「 ごめんね 」
声 を 押し殺して ひたすら に 泣く
泣いたって あの子 は 帰ってこない のに 。
そば に 居た のに 気がついて やれなかった
自分 を 責め 、憎んだ 。
その時 、 濁った 何か が 心の奥 へ
流れ込んだ 。
気がつけば トイレ へ 駆け込んでいた 。
「 ぉ” ッ え” … 」
喉 が 焼けるように 痛い
止まらない 冷や汗 を 手の甲 で ぬぐう
胃 の 中 には とうに 食べ物 は
残っておらず 、胃液 の 後味 が 口 に 残る
半開き の トイレ の ドア から 、
僕 の 乾嘔 と 吐瀉物 を 吐き出す 音 が
家 の 廊下 へ 響いていた
胃液 や 吐瀉物 特有 の 匂い が
トイレ に 充満 していた
一通り 吐いて 落ち着くと 、
トイレ を 流した 。
気持ちの悪い 吐瀉物 の 残り香 が
香ってくる のを 無視 する 。
「 キミ が 居なきゃ 、 」
思い詰めた 掠れる 声 で 、
窓の外 を 見つめて 呟いた 。
膝 から 崩れ落ちる 。
「 太陽 が ないと 人 は 生きていけない 」
真っ黒 な 瞳 で そう 言った 僕 は
きっと 宗教信者 の ようだろう 。
なんだか 気が遠くなる 感覚 が して
床 に 倒れた 時 。
優しく 微笑む キミ が 見えた 気がした 。
幻覚 なのは 分かっていれど 、
思わず 幻覚 に 縋る
「 僕 の 太陽 さん 。 」
どうか …
「 嫌い に ならないで くれるかな 」