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私は不思議な力を持って産まれた。
そのせいか、お父さんとお母さんはよく、喧嘩をしていた。
幼い頃、一人の男の子に不思議な力を見せてあげた。
私は、不思議な力を制御しきれていなかった。
その男の子は気付いたら─
気を失って倒れていた。
幼かった私は何故倒れたのか分からなかった。
そしたらいつの間にか私は、
その男の子の記憶を消していた。
泣きながら、謝りながら、
ねぇ、
声、聞こえた?
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