『森の中を歩く一行…』
ユウキ「どんな魔物が出るか
わからないので、私から離れないように
。」・辺りを警戒している
セレン「このハリセンで倒せるかな?
」・隣のブラウンに言った
ブラウン「どうだろ…。」・セレンに
答えた
ユウキ「むっ。茂みに何か居る。」・
立ち止まって、セレンとブラウンを
制止させた
「ヒョコ。」
語り手「茂みの中から、アホにんが
顔を出した。」
ユウキの心の声(師匠ではないか…。)
語り手「ナリトシのオデコには、
文字が書いてある。」
アホにん(A)「・・・・・。」・
地面をチラ見した
語り手「地面の色が、少し違うところが
ある。」
ユ・ブ・セの心の声(落とし穴…。)
ユウキ「仕方ないですね。秘技!
ハリセン叩き!!」・地面を叩いた
「ドサッ。」
語り手「アホにん(A)は消えた。」
ユウキ「さぁ、進みましょう。」・
色の違う地面を堂々と歩いていった
ブラウン・セレン「・・・・・。」
語り手「アホにん(A)は、落とし穴の
中で気絶している(無表情で)。」
『その後…』
アホにん(B)「・・・・・。」・道の
真ん中で突っ立っている
ユウキ「ここは、やり過ごした方が
良さそうですね。」・アホにん(B)の
横を通ろうとした
「トコトコ…。」
語り手「アホにん(B)は、ユウキの
前に移動した。」
ユウキ「こちらの方から行きましょう
。」・反対側から進もうとした
「トコトコ…。」
語り手「アホにん(B)は、ユウキの
前に移動した。」
ユウキ「・・・・・(怒)!!」・
鞘(さや)からハリセンを抜こうとする
ブラウン「ぼくに、やらせて
もらえませんか?」・ユウキに言った
ユウキ「わかりました。」・
うしろの、ブラウンに道を譲った
ブラウン「えい!」・アホにん(B)に
銃を撃った
「ヒョイ。」
語り手「アホにん(B)は、ブラウンの
玉をよけた。」
「パンパンパン!!」
語り手「ブラウンは、立て続けに
撃った。」
「シュバババ…!」
語り手「アホにん(B)は、下半身を
固定して、上半身のみで玉をよけた。」
ブラウン「くっ…。」
ユウキ「私が手助けしましょう。秘技!
タライ落とし!!」・右手を空に向けた
「シーン…。」
語り手「静まり返る。」
ユウキ「さぁ 、どうぞ。」・ブラウンに
言った
ブラウン「・・・・・。」・ユウキを
見ている
セレン「ほら、ブラウン。」・その
人物の裾を引っ張った
ブラウン「え?あぁ。」・セレンを見た
「パンパンパン!!」
語り手「ブラウンは、アホにん(B)に
向けて再度、銃を撃った。」
「シュバババ…!」
語り手「アホにん(B)は、全ての玉を
よけ始めた。」
「ガンガンガン…!!」
語り手「玉をよけると同時に、タライが
頭に当たりだした。」
ユウキ「お見事。」・ブラウンをほめた
セレン「やったのは、ユウキじゃん。
」・その方に言った
ブラウン「・・・・・。」・タライの
下で、気絶したアホにん(B)を見てる
『更に、その後…』
キリンモ「ウガーッ!!」
語り手「キリンのように長い首を
持つ魔物が、ユウキたちの前に
立ちはだかった。」
セレン「うわぁ、バランスの悪い魔物…
。」・キリンモを見て感想を言った
ブラウン「確かに…。セレンさんより
小さな体なのに、マルタのように太くて
長い首。破綻している…。」・セレンと
意見が一致した
ユウキ「あそこに、ほら穴があります。
とりあえず、あの中に避難しましょう。
」・そのを指した
『ほら穴で…』
セレン「ここなら入って こられないね。
」・隣のブラウンを見た
「ニュイーン。」
語り手「キリンモは、自身の首を
縮めた。」
ユ・ブ・セ「・・・・・。」
「トコトコ…。」
語り手「キリンモは、ほら穴に
入ってきた。」
ブラウン「そんなのアリ(驚)!? 」・
絶叫した
セレン「どうしよう。このままだと、
やられちゃうよ(困)!」・うろたえた
ユウキ「やあ!」・キリンモの頭を
ハリセンでドついた
「ボヨン!ゴツッ!」
語り手「キリンモの首は、元に
戻ろうとして伸びた。その結果、
天井に頭を打ちつけた。」
ユウキ「今の内に…。」・ほら穴から
出ていった
ブラウン「完全に伸びきらないと、
縮むことが、できないのか…。」・
うしろの方を見ながら走り去った
キリンモ「っ…!!」・もがいている
『森の奥の広い場所で…』
ユウキ「この辺りに薬草があるはず
ですが…。」・きょろきょろした
男性?「ウガウガ…。」・うずくまって
、何かをしている
ユウキ「あぁ、そこの人。幻覚に
効く薬草を知らないかな?」・服が
ボロボロの男性?に声をかけた
男性?「ウガ?」・振り向いた
語り手「ゾンビが現れた。」
セレン「えい!」・ゾンビの頭を
ハリセンでドついた
「サー…。」
語り手「ゾンビは、チリとなって
消えた。」
セレン「どう?先制攻撃。」・ユウキを
見た
ユウキ「今のは良かつたですよ。」・
前に居るセレンをほめた
セレン「へへん。」・ハナ高々
ユウキ「しかし、さっきの攻撃が
誘い水になったようです。」・木々の
方を見た
「ザッ、ザッ…!」
語り手「木々の、あいだから、ゾンビの
集団が現れた。」
ブラウン「囲まれた!?」・周りを見た
セレン「ブラウンの銃で、ぱぱっと、
やっちゃえない?」・ブラウンに訊いた
ブラウン「ぼくの銃は、殺傷能力が
無いから…。」・セレンに答えた
語り手「ブラウンの持つ玉は、
眠らせたり、シビレさせたりするもの
ばかりである。」
セレン「仕方ない。セレンたちだけで
やるか。」・ハリセンをかまえた
ユウキ「ブラウンさんは、補助を
お願いします。」・そう言って
走りだした
語り手「その後、眠らせてから、
ドついて、ゾンビたちを倒した。」
『そして…』
セレン「ふう、終わった…。」・汗を
ぬぐった
ユウキ「数のわりには、
あっさりしてましたね。」・ハリセンを
鞘に、おさめた
ブラウン「あの…、薬草じゃなくて、
クスリが置いてあったんですけど…。
」・小ビンを持って、ユウキの、
ところに来た
ユウキ「なるほど。そういうことですか
。」・小ビンを見て言った
ブラウン「?」・首をかしげた
ユウキ「師匠は、私が病人のクチに
直接、薬草を突っ込むとでも
思ったのでしょう。心外ですね。」・
小ビンを受けとった
セレン「セレンは、やると思う。」・
無表情でユウキに言った
『青年の家の前で…』
青年「父を助けていただき、
ありがとうございました…。」・頭を
下げた
セレン「早く良くなるといいね(笑顔)
。 」・青年に言った
ユウキ「さて、このあと、どうします?
なんだったら師匠に連絡しても…。」・
電話をだして、ブラウンを見た
語り手「やめろ。」
セレン「まずは、黒い犬を探さない?
もしかしたら、お兄さんの手がかりが、
つかめるかも。」・ブラウンに言った
ユウキ「そうですね。では、
詳しい、お話を。」・青年を見た
青年「えっ?あぁ、えと…。昨日から
ちょくちょく見かけるようになって…。
」・話し始めた
セレン「昨日?」・青年に聞き返した
青年「はい…。あれは、父のために
キノコを採っていた時のことです…。」
大気がすごく揺れたことに、おどろいて
、村に戻ったら…。」
ユウキ「見なれない犬が、二足歩行で
うろついていたと。」
青年「まぁ、そんなところです…。」
ブラウン(二足歩行…。)・ユウキを
見ながら思った
セレン「ねぇ。あの気球と関係ある?
」・空を指しながら、青年を見た
青年「そういえば、昨日も空に
浮かんでたな…。」・セレンの指す方を
見て言った
ユウキ「決まりですね。あの気球を
追いかけましょう。」・手をパンと
叩いた
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